いつもゴキゲンでいたいから…

自分らしくあるために。ジャンルを問わず、今日を書き留めていきます。

新学期✨

今日から新学期です。
とはいっても私が勤める専門学校では先週に入学式があり、既に授業は始まっているので💦私だけが新学期気分です😅


学校の入口には入学祝いのお花が飾ってありました。
職員室の前には見るからに新入生という感じの子たちがいて、初々しいですね🥰



少し前、学校から新年度の雇用契約書が送られて来ました。
私は非常勤で保育者を志す学生に音楽を教えています。
雇用形態としては今流行りの個人事業主。
今まで定年はないと言われてきましたが、今年の契約書には60歳をもって定年とありました。
つまり私がここで働けるのは、あと2年ということになります。
30年以上続けてきた音楽教育の仕事も、いよいよ終わりが見えてきました。

今年、入学して来た学生と一緒に、私も卒業だと思うと…感慨深いです。



今年度の保育科の入学生は20人ちょっと。
その学生を3人の講師で分担して指導します。
さて…私の担当する学生は どんな子たちかしら?👀


教室に入ると、みんな緊張した面持ちでピアノに向かっていました。
起立、礼をして始業の挨拶です。
今日は私の自己紹介と、これからどんな授業の進め方をしていくのかを説明(つまりオリエンテーション)。
使うテキストや教材の確認も一緒に行います。



今日は最初なので、簡単に楽譜の読み方を教えました。
楽譜は五線を下から順番に読めばドレミファソラシドが分かりますが、リズムはなかなか理解するのが難しいのです。
ピアノを習っていた学生も、リズム読みが苦手。



これは実際にピアノを弾いていかないと身につきません。
何もかもが これからですね💦


その後、一人一人を回って、個々の学生の様子を把握して授業終了です。
久しぶりに90分間喋りっぱなしだったので、声が裏返りました😅


ところで、なぜ保育現場では音楽が必要なのでしょうか?
それは幼児は4〜5歳児の時、特に聴覚が発達するからです。
その時期に音楽に触れることで、集中力や想像力が育まれると言われています。


でも…これからの世の中はどうなってしまうのでしょうか?
今、盛んに報道されているチャット式AI。
あらゆる分野でそれが導入されたら、保育の現場にも登場するかもしれません。
チャット式AIがあれば、学校へ行って勉強しなくても、働かなくても暮らしていける世の中になるのかしら?


そうなると、私が今している読譜指導も意味がないのかもしれません。
kappaさんのブログにあったボカロ(ボーカロイド)のように、五線譜は無くなってバーコードのような形で音を表現するようになるのかもしれませんね🤔
私が生きている間に、音楽は更に変化していくと思います。
定年?まであと2年。
これは教育の世界を引退するのにちょうどいい区切りの時となりそうです。


世の中は常に進化しています。
でも私は、きっと今の音楽の形で、死ぬまで音楽を楽しむと思います。
音楽や美術などの芸術は、人あっての文化だと思うから…


ということで…あと2年、アナログな形にこだわって学生と音楽を勉強したいと思います。
頑張らなくっちゃ💪