昨日から娘と2人で奈良へ来ています。
今日は この奈良旅行で一番の目的だった超国宝展を観に、奈良国立博物館へ。
混雑が予想されたので、開館の9時半少し前に会場へ行きました。
開場前なのに長蛇の列😳
展示会の人気の高さが伺えます。
博物館の周辺は奈良公園で、外国人旅行者ばかりだったのですが…
国宝展へ入場するために待っている人は皆 日本人。
しかも殆どがシニアで、まだ若者の部類に入る娘は明らかに浮いた感じ😂
美術展では作品保護のために、通常はガラス越しで鑑賞することが多いのですが、今回は約半数がケース外に展示されていたので、作品の息吹きを感じることができました。
その代わり撮影禁止の物が多くて ちょっと残念😅
何といっても一番人気だったのは七支刀。
(撮影禁止のため、ネットから お借りしました)
これは百済から日本に伝わり、石上神宮に伝わる神宝。
『日出処の天子』に登場する布都姫が 祈祷の際に持っていた刀です。
4世紀の頃の物なので 彫ってある文字も なかなか判読できませんが、目の前で観られて感動しました。
昨日の法隆寺、今日の超国宝展と仏像ばかり観ていたからか?細い一重瞼の人が美形に思えます。
昔は『切れ長の目』の人(醤油顔)が美人だったようですが、現代では『お目目ぱっちり』の人(ソース顔)が人気で、日本人の美人に対する感覚って どうなっているのかしら?🤔
そこでChat GPTに訊ねてみると…
昔顔の美人から今風の美人へとシフトしたのは、視覚メディアの発達と 欧米・韓流文化の影響が大きいのだそうです。
ナルホド〜😳
そして更に今は『塩顔』や『味噌顔』など、醤油やソースの他にも細分化されているとか。
自分は美人ではないけれど…どれに分類されるのかな?そして娘は?
昔だったら私も美人だったのかしら?
な〜んてね🤭
話が逸れましたが…😅
写真が撮れなかったので、いつものように絵葉書とファイルを購入。
展示会や美術展へ行くたびに絵葉書を買っているので 随分貯まりました。
いつか自分が出掛けられなくなった時が来たら…それらを見て思い出を偲ぼうと思っていますので、まだまだ増え続けるかも?😂
国宝展を観終わったのは お昼少し前だったので、もう1箇所回ろうか?ということになりました。
国立博物館からだと東大寺か春日大社だけど?
娘と相談して、春日大社へ行くことにしました。
おびただしい数の鹿と、それに戯れる外国人旅行者で溢れる奈良公園を通り抜け…やっと春日大社の参道に到着。
ここにも鹿さんが🦌
春日大社の祭神である武甕槌命(タケミカヅチノミコト)が鹿に乗って鹿島神宮から やって来たという伝説から、この神社にとって鹿は神の使いなのだそう。
それで奈良公園周辺には鹿が多いんですね〜。
春日大社の参道を行く人は、半分以上が外国人旅行者。
というか、日本人っているの⁉️というくらい、他の国から来た人ばかりでした。
春日大社では拝殿で神事が行われていたので、写真撮影は禁止。
人が あまりに多過ぎて、神事どころか拝殿も見えず…
その事以外、何も印象に残りませんでした。
このオーバーツーリズム、一体いつまで続くのかしら?
私が初めて京都・奈良へ行ったのは小学生の頃。
中学の修学旅行で訪れた時も、厳かで落ち着いた街の雰囲気に憧れたものですが…
今は その頃の面影すらありません。
(という自分もオーバーツーリズムの波に乗って訪れたわけで😅)
今の時代、寺社も そこに祀られている仏さまも、そして古都に住む方々も、ザワザワしていて 安らげないかもしれませんね…
新幹線の時間も迫ってきたし、歩き過ぎて足も痛くなったので、奈良駅から京都駅に移動し…お土産と晩御飯用の駅弁を買って帰ってきました。
(奈良へ行ったのに、お土産は京都という😅)
昨日が18,300歩、今日が12,500歩と、2日で30,000歩以上と…本当に良く歩いたので、足が痛いです😂
お出かけを楽しむために必要なのは、やっぱり体力(脚力)だということを実感した旅でした。
いつもながら超長い旅行記を読んで下さり、ありがとうございました🙇♀️