手をかければ…
連日の畑ネタ連投になりますが…💦
まだ私が新米教師だった頃、数学のK先生がとても可愛がってくれました。
K先生は少し変わった経歴の持ち主で、農業高校から某大学理学部に進学したそうです。
ちょっと頭の毛が薄くて、サザエさんに出てくる波平さんソックリ(すみません🤣)。
独特な風貌でしたが、生徒に深い愛情を持って接していたので人気がありました。
私の結婚が決まった時、K先生は数学研究室に私を呼んで、こんな話をしてくれました。
野菜でも花でも、大切なのは土なんだ。
土が良いと作物は大きく立派に育つけど、土が悪いとダメ。
良いタネを撒いても土が悪いと育たない。
これは人間も同じでタネはご主人🫢、土は母親だよ。
いくら良いタネでも、土である母親が良くなければ良い子は育たない。
これから生まれてくる子がどう育つかは、あなたにかかっているのだよ。
私はフンフンと聞いていましたが、まだ子どもがいなかったので実感できませんでした。
でも最近、畑を作るようになってK先生の話を良く思い出します。
私の畑は母が祖父から譲り受け、父が砂を混ぜて水捌けを良くし、鶏糞を撒いて養分を補ってきました。
私が作るようになってからは、養分といえば我家の生ゴミ😅
たまに有機肥料をパラパラっと撒く程度💦
畑を作るようになって10年近くになりますが、そんな感じなので 土はすっかり痩せてしまいました。
本当は堆肥とか混ぜた方がいいのですけど…
母なる土が痩せてしまったので、獲れる作物も劣等生ばかりです😂
そんなわけで、今日収穫したトウモロコシも酷い出来でした🙈
↑↑ 出来の悪いトウモロコシの上にカマキリ発見👁️🗨️笑
トウモロコシ作りは難しいです。
本当は1本のモロコシの木?に1つだけならせると良いらしいのですが…脇芽を欠かなかったので、歯抜けになってしまいました😂
あ、でも味は美味しいですよ✨
我家ではトウモロコシだけで食べるのではなく、粒にして冷凍保存します。
スープに入れたり料理に使ったり。
歯抜けの方がバラしやすいかも。
今日の晩御飯はインゲンとコーンのバター炒めでした。
トウモロコシは虫に食べられやすいし、鳥に狙われるので あまり作ってきませんでした。
お店で売られているような立派なトウモロコシにするには、土づくりからしっかりやって、ある程度農薬も使わないとダメなのかもしれません…
今回のトウモロコシは《おおもの》というブランド苗でした。
やはり母なる土のチカラが足りなかったようです😂
子どもと同じで、畑の野菜にも愛情をかけないと応えてくれないのだなぁ…と痛感した今年のトウモロコシ作りでした。
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