いつもゴキゲンでいたいから…

自分らしくあるために。ジャンルを問わず、今日を書き留めていきます。

働くということ

この頃《働く》ということについて考えます。
人は何故、働くのでしょうか?
それは2つの意義があると私は思っています。
1つは食べるために外貨を稼ぐ目的、そしてもう1つは自己実現…つまり自分が社会に必要とされることで生きがいを感じられるということですね。
その2つの意義がバランスよくあるならば、理想的だと思います。


今まで私は仕事でお金を稼ぐよりも、《やりがい》を感じられることを見い出してきました。
こんな悠長なことを言ってられるのも、夫がちゃんと仕事をしていて、自分が扶養家族になっているという甘えた状況にあるからなのですが😅



私の仕事はプロフィールにもある通り、音楽を教えることと演奏することです。


この2つのうち、音楽教育の仕事歴は35年になりました。
県立高校から始まり、勤労学生のための昼間定時制高校、私立高校、専門学校と…なかなかハードな経験もありましたが💦どの学校の生徒も可愛かったなぁ〜
私は人付き合いが苦手なくせに、人と関わるのが好きなのだと思います😂


《教師》とは学問を教える人のことを言いますが、私は「教える」という言い方があまり好きではありません。
それは音楽が国語や数学などと違って、芸術教科だからです。


私の理想とする音楽の《学び》とは、生徒自らが進んで求めること。
例えば「〇〇しなければならない」と他から強制されることよりも、自分で興味を持った物の方が本気度は上がります。
「コレ、面白い!」とか「この音楽、ステキ!」と思える音楽に出会わせて、
「この曲を自分の手で音にしてみたい」と生徒に思わせられれば…大勝利‼️
ですから今まで、生徒のヤル気を引き出すことを目的に授業してきました。



ところが…それが許されない状況になって来ています。


今、私が教えているのは保育士を養成する専門学校。
この6月は保育実習の時期です。
学生は実習園から子どもの歌や園歌をもらってきて、必死になって練習しているところ。
本来なら、まず好きな音楽を演奏させて、音楽の楽しみやヤル気を引き出した後に それらに取り組ませたいのですが…そうするのには圧倒的に時間が足りません💧
全くピアノを弾いたことのない学生が、1年に90分授業を15コマ消化することでスラスラと弾けるようになる…そんなの、とても無理な話ですよ😩



しかも学校側からは、カスタネットなど打楽器の奏法やコード付け(ドミソとかをメロディーに付けること)、リズム打ちもマスターさせるように言われています。
絶対無理なんですけど🤣


でも一緒に授業を担当している仕事仲間は、それを学生にやらせようと必死になっています。
指導者によって授業内容に差があっては困るので、私も彼女に合わせて授業しなければならないのですが…


どう見ても盛りだくさんな授業内容。
たぶん教わる側の学生もチンプンカンプンなはず。
それは学生の表情を見ているとよく分かります。


そんなわけで、私は全くヤル気が出ません😂
もう私の指導法は、この学校にも時代にもマッチしていないのだろうと思います。


前は授業のある日が楽しみでしたが、最近は登校拒否(私が)。
夫はそれを見て「いいじゃん、お金のためと思えば💰」と言います。
確かに…今まで《やりがい》を重視してきたけれど、本来の仕事はお金を稼ぐためのものなのだし(でも学校の給料は私のお小遣いではないのよ)。


今日もイマイチ消化不良の授業でした。
こんな日はランチでも行って気分転換しよっかな〜
…しかし、学校を出たら雨が降ってきました☔️
ヤバい‼️お天気かと思って洗濯物を外に出したままだった💦


慌てて家に帰って洗濯物を入れましたが、食べる物がなくて😂
帰りにセブンに寄って お昼ご飯を調達🍽️
ツナご飯しかなかった…好物の焼きアジ弁当が欲しかったなぁ…悔しいからデザートもプラス😋



お腹がいっぱいになったら、ちょっと気分が上がりました⤴️(私って単純だな🤣)


モヤモヤな気分の仕事ですが、60歳をもって定年と言われているので…あと1年半は働くことになると思います。
それに この年齢で外貨を稼げているのは幸せなのでしょうし。


だけど…


同じ働くにしても、充実感が欲しいと思う私はワガママなのかしらん?


う〜ん…きっとワガママなのでしょうね💦
私って欲張りなオンナなのです🙈