いつもゴキゲンでいたいから…

自分らしくあるために。ジャンルを問わず、今日を書き留めていきます。

不得意な家事

主婦歴も33年を迎えたのに、今だに好きになれない家事があります。
まぁ…家事全般、あまり得意ではありませんが、生活していく上で避けては通れないので、仕方なく(?)やっているうちに一通りできるようになりましたが🤣



私の不得意な家事ナンバーワンは、なんといっても掃除です🧹 
次が料理🍳
比較的好きな家事は洗濯とアイロンがけでしょうか🧺


ブログに料理の記事をあげているので、意外に思われるかもしれませんが…本当のことを言うと料理はあまり好きではありません。
たぶん自分は食べることに こだわりがないからでしょう。



それに反して夫は食べ物にうるさいです💧
もともと胃腸が弱く、好き嫌いが激しいので、結婚当初から食事作りには苦労しました。
夫の実家は美食家というわけではありませんが、1つ1つの食べ物の質にはうるさい方。
作り方云々というより、良い素材を選び、シンプルな味付けで素材その物の味を楽しむタイプです。


それに引き換え、私の実家は質素そのもの。
母があまり料理を得意としていなかったからかもしれません🫢


私自身は子どもの頃、料理が好きでした。
それは、喜んで食べてくれる人がいたからだと思います。
お菓子を作ると姉が喜んで食べてくれたし、日曜日に朝食を作ると、共働きしていた母が喜んでくれました。
大学時代は自炊。なので自分は料理上手と思い込んでいたのですが…


結婚したての頃、夫の好物の天ぷらそばを作ろうとして失敗しました💧
油の温度が低すぎて、天ぷらの衣がハゲてしまい、エビの素揚げになったのです。
それを見て夫は真面目な顔で「料理学校へ行ってほしい」と言いました😨


当時はフルタイムで働いていたので、料理学校へ通うなんて無理。
そもそも料理って、わざわざ学校へ通って勉強するものなの?


それにしても…料理下手の烙印を押されたのがショックでした。
いつか夫を見返してやる…😤



というわけで新聞に載っているレシピを切り抜いたり、本を買ってきたり、自分なりに努力。
その成果もあって少しずつマシになってきたと思うのに、夫はダメ出しばかりでした。
せっかく新作レシピを作っても、夫の口に合わなければ食べてくれず…
私が不満を言うと
「黙って食べれば満足なの?素直な感想を言わなければうまくならないでしょ?」
イヤイヤ…黙って食べて欲しいですよ🤣せっかく作ってるんだから‼️


そんな私の強い味方は、娘。
娘は何でも「美味しい、美味しい」と言って食べてくれました(実は満腹感を得られれば良かっただけなのかもしれないけど😅)。


料理というものは、喜んで食べてくれる人がいて、好きになれるものですよね。
夫は無理だけど、娘のために苦手な料理を頑張っていたと思います。


主婦歴が長くなるにつれて我家の味が確立し、自作レシピも増えました。
クックパッドに自分のキッチンを公開できるようにもなりました。



今でも、誰かに作ってもらう食事は、どんな物でもご馳走です。
たとえ夫が作ってくれるカップ麺でも…自分が作らなくても良いのなら、何でも美味しい‼️


ですが…最近、スーパーで買うお惣菜やコンビニ飯は、あまり美味しく感じられなくなってきました。
それは安価で作るために、揚げ油の質が落ちたり、米の質が落ちたりしたことにあると思います。
やっぱり自分が作る方が美味しいような気がる…


そんなわけで、料理は面倒で苦手ではあるけれど、毎日キッチンに立ち、料理をしています。
夫が退職した今では、昼ごはんも作る回数が増え…気が付けば1日中キッチンに立っているような感じ😅


最近、やっと夫が私の料理を美味しいと言うようになりました。
他で食べるより、家で食べるご飯が一番美味しいよ、と。
これは…夫が私に食事を作らせようとする作戦かもしれません💧


まぁ…褒めてもらえれば、悪い気はしないので頑張って作りますよ👍
(もっと早く言ってくれれば良かったのにね😒)


今日は娘のリクエストで、またコロッケでした。



一昨日、換気扇の掃除をしたばかりなのに…もう汚れてしまいました😂


もし私が1人になったら、その時は何を食べるのだろうか?と時々考えます。
たぶん…納豆ご飯、しらすご飯、お刺身ご飯。火を使わないでできるものばかりになりそうです。
でも、みそ汁は自分流で作るでしょう。
昆布と干し椎茸、イリコで出汁を取って、無添加の美味しい味噌を使って…
結局、料理上手になる一番の近道は、『美味しいモノを食べたい』という素直な気持ちなのですね。


不得意な料理ですが、食いしん坊になることで少しずつ進化できているのかもしれません。