いつもゴキゲンでいたいから…

自分らしくあるために。ジャンルを問わず、今日を書き留めていきます。

お金は どれだけあればいい?

今朝、夫に突然「学生の頃、いくら仕送りしてもらっていた?」と訊かれました。
う〜ん…いくらだったっけ?🤔
確か12万円だったような気がします。


40年前に12万円の仕送りは、たぶん かなり多い方。
でも、そのうちの半分は家賃でした。
その時の家賃は6万円…メチャクチャ高かったですね😂
私は音楽大学に通っていたのでピアノを持ち込んでいたため、家賃が高かったのです。


仕送りから家賃や光熱費を差し引くと、生活費は3〜4万円くらいだったかしら?
大学の授業の他に、課外で歌の先生の所へホームレッスンに通ったり、演奏会へ行ったり、ドイツ語の教室へ行ったりしなければならなかったので、生活は いつもカツカツでした。
足りないお金は もちろんアルバイトで稼ぎます。


その頃、音大に通っていたのは良家の子女(お金持ち)が多く、私のようなサラリーマンの家庭に育った人は少数派でした。


ソルフェージュの師匠から「お金がない人は音楽をするべきではない」と面と向かって言われたのはショックだったな〜😅
質素な家に育った自分は、音楽をしてはいけないのだろうか?と真剣に悩んだことを良く覚えています。


私の育った家は必要な物は買ってもらえましたが、贅沢はしていなかったので、自分の家には お金は無いものと思っていました。
我家はお金に余裕がない、つまり貧乏なんだとコンプレックスを感じていたのです。
音大の友だちと比較しなければ、そんな発想になることはなかったと思うのですが…


結婚した後も お金に対するコンプレックスは続きました。
夫は国家公務員だったので、生活するのに困りませんでしたが、贅沢するお金はありません。
当時はバブル景気の真っ只中でしたが、公務員の給与はその恩恵に預かることはなく、一定の賃金でした。



その頃、同じマンションに住んでいた大手ゼネコンの奥様たちは とても裕福な生活をしていました。


我家は?というと、マンションのローンを払い、生活のためのお金を捻出し、娘にお稽古事も習わせたい…となると、やっぱり贅沢はできません。
生活はいたってコンパクトでした。


その後、家を建て、マンションを売却し、娘が就職・独立し、夫は退職→再雇用となって今に至ります。
長いこと堅実に暮らしてきて、ふと自分たちの現在における経済レベルを考えました。


人の暮らし方はそれぞれで、お金をどれだけ持っていれば良いのかは その人次第です。
自分にお金があるか、ないか。
私がそれを判断するのは、欲しい物が買えるかどうか?でした。
大学生の時も、独身の時も、そして主婦になった時も、買物する時に欲しい物を買える額のお金が財布になければ、「自分にはお金が無いんだ〜」と思ったものです。


以前はスーパーで買物する時、必ず値段を確認して買物カゴに入れました。
1円でも安いお店を探して、スーパーをハシゴしたり…でも考えてみれば移動するための車のガソリン代の方が高かったりしたのですが🤣


それが最近は少し変わってきたのです。
物欲がなくなったので、欲しいものがないというのもありますが。
食べ物だったら、美味しくて身体に良い物が欲しいと思うようになりました。
そのせいか物を買う時、以前ほど値段を気にしていません。



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突然、最初の話に戻ります😅
なぜ夫が学生時代の仕送りの額を訊いてきたのか?
それは 生活するお金が どれだけあれば、満足できるのかということでした。


私自身は気付かなかったのですが、最近の私は事あるごとに
「ウチって貧乏なの?お金あるの?」と夫に訊いていたらしいのです💧
以前にもお話したように、我家では大きなお金は夫が流れを把握し、生活費は私が管理。



「買いたい物を買えるかどうか」で我家にお金があるか無いかを判断していた時は終わり、欲しい物がなくなったので、私は自分たちの経済レベルが分からなくなってしまったのですね…


本当はどうなんだろう?🤔


たぶん…贅沢はできないけれど暮らしていくのに困るレベルではない。
それを貧乏と捉えるかどうかは、自分の問題というような気がします。
つまり我家は昔とあまり変わっていないのですが💦変わったのは世の中の方でした。
今は昔と比べて経済状況が良くありません。


銀行にお金を預けても利子はつかないので、資産運用を勧められます。
不器用で臆病な私なので、おそらく投資するより、今持っている資産を大事に使うことになりそう…


これからの生活で大切なのは、健康だと思います。
お金は増やせられれば それに越したことはないけれど…健康ならば不要な支出は減らせられるでしょうし。


何だか良く分からなくなってしまいましたが😅
毎日の普通の暮らしができるお金があれば、それで充分だと思いました。
とりあえず今日も元気にゴキゲンでいられるのだから、我家は貧乏ではないのでしょう。
でも…たまには旅行したいなぁ✈️
ワンランク上のホテルに泊まって、美味しい食事と温泉♨️
それができれば、きっと私は「ウチって貧乏なの?」と言わなくなると思います😂