今朝はセレモニーの仕事がありました。
お葬式は規模に関わらず、その式を総括する担当者と、数名のアシスタントによって行われます。
担当者さんによって、お式の雰囲気は かなり変わるので、誰が担当者さんになるかは 結構気になるところ😅
「葬儀中の音楽はCDで十分！」と言われる方もいらっしゃるし💧

人の価値観はそれぞれで、私は音楽をしているから それが大事なのですが「音楽なんて必要ない！」と言う人もいます。
確かに…生物的には人間が生きていくため、命を繋ぐために 音楽など必要がないのですが。

私が大学を卒業して初めて勤めた学校は、バリバリの進学校でした。
そこでは5教科の先生、とりわけ国語、数学、英語の先生は立場が強く、受験に関係のない教科の自分は肩身が狭かったです。

「あなたは音楽という教科の教師であることを恥ずべきだ」
そう面と向かって言われたことも。
確かに私の教科は受験では役に立たないかもしれないけれど、人生は受験が全てではないでしょ？
こう言いたかったですが、受験至上主義の先輩教員には何を言っても無駄だと思ったので、黙っていました。

自分より年齢が上の人の出来上がった思考を変えるのは難しいことです。
その頃の自分に もう少エネルギーというか熱意があれば、意見を述べて戦うこともできたのかもしれませんが。
私の考えを分かってもらえるという期待は、最初からしない方がいいと思って諦めました。

人間付き合いが不得意な私が多くの人と関わる上で、いつも心がけているのは『期待しない』ということ。

相手に何かをする時、「これだけ やってあげたのだから〇〇してくれるはず」と見返りを求めると裏切られることがあります。
それに対して、「この人のために私は〇〇したい」と、自分が望んですることなら、思い通りの結果が得られなくてもガッカリすることはありません。
最初から期待していないわけですから。

そんな私ですが、たまに相手に期待してしまうことがあります。
それは家族…ことに娘に対して💧
仕事で忙しい娘のために おかずを作って届け、頼まれた雑用をしますが、彼女は母の日も 私の誕生日にも何もしてくれません😂
今年は何かしてくれるかも？と期待すると、ことごとく裏切られます🤣
まぁ、元気で仕事に勤しんでくれていれば、それだけで幸せなことなのですが…

「〇〇してくれない」と不平不満ばかりを漏らす人を《くれない族》と言うのだそうです。

普段の人間関係では《くれない族》になりたくないので、他の人に期待をしない自分ですが、娘に対しては別のようで…

私が娘のためにアレコレするのを、本当は私自身が喜んでやっていない証拠なのでしょうか？

う〜ん…自分はまだまだ修行が足りないのかもしれません💧

誰かに対して期待するより、自分に期待するべきですね😅
自分への期待は裏切られませんし✨

毎度、何が何だか分からなくなってきましたが💦

今日の担当さんがピアニストに冷たくても、スタッフさんが つっけんどんでも、私は私の演奏をするだけ。
冷たい雨の中を歩いてきたせいで指が冷たくて不安だけれど、何とかなると自分に期待して‼️

そして会場入りしましたら…今日の担当さんは丁重に挨拶して下さり、ピアノの場所に暖房が当たるように調整してくれていました✨
会場スタッフさんも、「ご苦労さまです」と笑顔で迎えて下さり…今日の このお式で仕事させていただけて良かったです😊
私の演奏も、最初は動きがぎこちなかったですが、音楽の神様の手助けにより、無事にお見送りできました。
今日も無事にお見送りできて感謝でした🙏