いつもゴキゲンでいたいから…

自分らしくあるために。ジャンルを問わず、今日を書き留めていきます。

爪を、切る

今日の お題は《爪切り》です。
爪を切るシュチュエーションは その人によって違うと思いますが…
私の場合、何となく引っ掛かるようになった時が《切り時》でしょうか?



今日も料理をしていた時、何となく爪が邪魔になったので、爪切りを片手に外に出ました。
私が爪切りをする場所は…家の中ではなくて、外です😅
まだ集合住宅に住んでいた頃は、新聞紙や広告の紙を広げて爪切りをしていました。
それは切った爪が飛ぶからです。
でも、どんなに防衛しても爪って結構飛ぶんですよね💦
今の家に住むようになってから、夫は外に出て、庭で爪を切るようになりました。
「え?外で切るの?」と言うと、切った爪が飛んでも大丈夫だし、片付ける必要がないと言うのです。
確かに…そうかも🤔



試しに私も外で爪を切ってみました。
ナルホド‼️今まで室内で切っていた時は、爪が飛ばないように気をつけなければならなかったけれど…これなら飛ばし放題🤩
爪はタンパク質でできているので、庭に落ちても分解されますもんね💡
そんなわけで、私も夫にならって外で爪を切るようになりました。


あまり行儀がよくないですが💦
外で爪を切る快感を覚えてしまったら、室内で爪を切ることができなくなってしまいました。
いつも庭のベンチか、ウッドデッキに腰掛けてパチパチと爪を切っています🙈



そういえば…「夜に爪を切ると親の死に目に逢えない」と言われますよね?
何故そのように言われるようになったのか、不思議に思ったので調べてみました。
昔は爪切りがなく、小刀で爪を削っていたので、手元の見えない夜に怪我をするから危ないという警告だそうです。
その他に、身体は親からの授かり物だから、夜に爪を切る(自分の身体を傷つける)ことは それを粗末に扱うから良くない、という儒教的な背景もあったようでした。


私の場合、すでに両親が亡くなっているので、夜に爪を切っても(爪切りという便利な道具もあるし)その言い伝えは当てはまらないですが😅
でも、外で爪を切るとなると、夜は手元が見えなくなるので昼間に爪切りするようになりました。


最近は歳をとったからか?爪の伸びるスピードは緩やかになりました。
でも、ピアノの練習をすると比較的早く伸びます。
爪が伸びないっていうことは、年齢のせいもあるけれど、ピアノの練習をサボっているからかもしれません…


爪が伸びてくると、ピアノを弾く時にカチカチと音がします。
そんなことが起きないために、以前はポーチの中に いつも爪切りを入れていました。



私がポーチに入れていた爪切りは、少しサイズが小さめ。
この爪切りを買ったのは、今から20年以上前だと思います。
イトーヨーカドーの催事場で、燕三条の調理器具や刃物を売っていた時に買い求めました。
長いこと使っていますが、斬れ味は衰えません✨


たかが爪切り、されど爪切りで…
爪を切りながら色々なことを考えます。
やはり一番思い浮かべるのは、亡くなった両親のことでしょうか。
昔は いつも夜に爪を切っていたから、親の死に目に逢えなかったのかなぁ…
父も母も、私がちょっと家に戻った間に亡くなってしまいました。
自分が死ぬ時は…看取るのは おそらく娘だけになると思うけれど、私の理想は たった1人で死にたい。
でもそうなったら娘は私のように「親の死に目に逢えなかった」と思い続けるのだろうか?
毎日忙しく仕事している娘だから、きっと夜に爪を切っているだろうな…とか💦


そんな、どうしようもないことを思いながら、パチパチと思いっきり爪を飛ばしながら、お気に入りの爪切りで爪を切ったのでした。