いつかのための、心の準備
今日はセレモニーの お仕事がありました。
故人さまは60代後半の男性。
我家の夫より1つ年上の方です。
特にリクエストはなかったので、同じ世代の夫に どんな曲を聞いていたのか訊ねました。
すると「石原裕次郎の『北の旅人』だな」と言いますが…
それはアナタの好みであって、ちょっと古いんじゃない?
しかも今は5月だから 季節外れだと思うんだけど😅
それにしても60代後半での旅立ちは早過ぎます。
ウチの夫は あちこち痛いと言いつつ、まだ元気ですが…「もしも」のことを考えなければならない お年頃になっているのかもしれません。
夫が退職してから この春で ちょうど2年です。
在職中は とにかく仕事人間で、家のことは全く顧みることがありませんでした。
家のことは私に任せきりだったので、子育てはワンオペ、自治会の役員やマンションの管理組合の仕事など、全て私が1人でやってきたのです。
夫は退職してから、週に2日再雇用先へ出勤しますが、それ以外は在宅。
今までに比べて時間がたくさんできたので、家のことを 色々手伝ってくれるようになりました。
掃除が苦手な私に代わって、家じゅうをキレイにしてくれます😅
それ自体は ありがたい事なのですが…
どんどん自分で考えてやってしまうので、私が把握できないことが増えました。
家電製品の取扱い、エコキュートの使用方法、パソコン、畑で使う耕運機や草刈機の使い方やメンテナンスetc…
年金や国保、預貯金のこと、税金の申請…
私が自分でしようとしても「オレがやるから」と言って全て済ませてしまいます。
う〜ん…私が何も分からないまま、夫に何かあったら困るのだけど💧
どちらかといえば私は自立心の強い方で、若い頃から何でも自分でやってきたのですが…夫が次々と手を出してくれたので、いつの間にか何も分からない《ダメ主婦》になってしまいました。
それを思うと、すごく落ち込みます。
私たち夫婦が一緒に過ごせるのは、あと20年くらい?
20年前は娘が中学1年生でした。
その頃から今までの月日を考えると、20年は意外と短いのかもしれません。
それまでの間に少しずつ、自分を取り戻していかなければならないのですが、私自身も歳を取るわけですから、理解度はますます落ちると思います。
と言っても、その時が来たら なるようにしかならないのでしょうけれど😅
いつか必ずやって来る1人になる時。
それを心に留めて、今を大切にしながら心の準備をしておこうと思いました。
まずはエコキュートの取扱い説明書を読んで お勉強しようかな😂



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