いつもゴキゲンでいたいから…

自分らしくあるために。ジャンルを問わず、今日を書き留めていきます。

果物のお話〜イチジク編

イチジクの美味しい季節になりました。
最近、スーパーや産直に行くと、果物コーナーに新鮮なイチジクが並んでいます。


果物好きの私は、イチジクも大好き。
ですが私がイチジクを初めて食べたのは、結婚してからです。
ばあちゃん(義母)に「とらひめちゃん、イチジク食べる?」と差し出された時、どうやって食べるのか分かりませんでした😂


イチジクを初めて食べた時の感想は…何コレ?美味しい😍
それからというもの、すっかりイチジクのファンになりました。


イチジクの旬は8月の終わり頃から10月にかけて。
自分の中ではツクツクボウシが鳴く頃、というイメージでしょうか。
お値段も それほど高くなくて お財布に優しいので、お店でイチジクを見つけると必ずと言っていいほど買物カゴに入れてしまいます。


美味しいイチジクを好きなだけ食べたいな〜
そう思い、実家の庭に植えて欲しいと父に頼んだことがあります。
すると父は「縁起が悪い」と言って植えてくれませんでした。


イチジクって縁起が悪いの?


イチジクを漢字で書くと無花果。
その字の通り、「花が咲かないのに実がなる」と言う意味で、結婚しないのに子供が産まれるという事につながるのか?娘を持つ我家なので植えなかったようでした。
厳密に言うと、イチジクに花が咲かないのではなく、花は実の中に咲いているようですね。
私たちが食べているのは花の周りの《花のう》と呼ばれている部分なのだそうです。


縁起が悪いから、我家にイチジクの木がなかったのか…



《とらひめハウス》を建てた時、もう縁起を気にする必要はないのでイチジクの木を植えました。
ところが乾燥がちな我家の環境は、イチジクにとって厳しかったようです。
イチジクは水分管理が大切な果物。
我家のイチジクは実があまりならず、石のように固くてジャムにするしかありませんでした。
ナスも肥料や水分が足りないと《石ナス》と呼ばれる、硬い実になります。
我家のイチジクも、まるで《イシ(石)ジク》💧
お店で売っているようなジューシーなイチジクには程遠く…結局、諦めて木を切り倒してしまいました。
自分が上手に育てられなかったからこそ、余計に憧れてしまうのかもしれません。



↑↑ お隣の敷地には、よく茂ったイチジクの木があります。
これくらい育ってくれれば良かったのに、何が違うのかしら?🤔
いまだに分かりません。


この葉を見ると、旧約聖書の創世記にある失楽園の物語を思い出してしまいます。
アダムとイブが善悪を知る《禁断の実》を食べた時、自分たちが裸であることを恥ずかしく思ってイチジクの葉を綴り合わせて腰に巻いた…という箇所ですね。


ヤツデのように大きい葉だから、そのような話になったのかな?
旧約聖書の時代から、イチジクってあったのかな?
……と、いろいろ想像してしまいます。



今日は産直でイチジクを買ってきました。
これだけ入って350円😆ちょっと小さいけど…ジャムにしてもいいよね〜?🎶


まずは そのまま1個食べました。



旬の果物は やっぱり美味しい🥰
最近は店頭に いろいろな種類のイチジクが並ぶようになりました。
ひと口にイチジクと言っても、世界中に700以上の種類があるのだそうです。
へ〜…知らなかった😲
種類にこだわって食べてみるのも楽しそうですね🎶
色々探してみようと思います😊