いつもゴキゲンでいたいから…

自分らしくあるために。ジャンルを問わず、今日を書き留めていきます。

時代は変わる

私が教えている専門学校では、年度末のこの時期に、全ての学科で学習成果の発表会を行なっています。
オープンキャンパスも兼ね、学生の保護者も見学に来るという大規模な行事。
発表会当日の今日は出勤ではありませんが、学生の晴れ舞台を観に行きます😊



保育科のプログラムは劇や歌、踊りなど全部で7つ。
今までは私も知っている童話や音楽が多かったけれど…最近は ずいぶん新しい物が増えました。
今日の演目も知らない物ばかり😳



これは…『ももたろう』と『ブレーメンのおんがくたい』しか分からないぞ😅
もう1つありました‼️
『栄光の架け橋』は2000年に開催されたアテネ五輪のテーマソングでしたね。
この曲は昔、生徒と歌ったことがありますが…この学生たちは確か2001年生まれだったはず。
彼らは自分たちが生まれる前の曲を演奏するのですね😳
ずいぶん時が流れました…


会場に来られている保護者の方がを見ると、皆さん若い‼️
たぶん40代くらいかしら?
…ということは、今の学生は 私の最初の教え子の世代なのですね。


子どもの歌やお遊戯は時代が変わっても、変化することが少ないものでしたが、最近は新しい歌や踊りが増えています。
私の知識は骨董品になりつつあるのかなぁ…


そう思いながら舞台を見ていました。
演目は進み、『ブレーメンのおんがくたい』です。



誰もが知っている有名なお話は、グリム童話集の1つですね。
そういえば娘が小さい頃に観ていた『おかあさんといっしょ』で、この童話を元にした歌が歌われていました。
この曲の中にはラップというか、音ではなく言葉を羅列して歌う箇所があるのです。
それを聴いた時、童謡も変わっていくのかなぁ?と思ったものでした。



【おかあさんといっしょ】ブレーメンのおんがくたい | The Bremen Town Musicians | 世界名作童話 Covered by うたスタ


『ブレーメンのおんがくたい』は、人間に飼われていたけれど 年老いて務めを果たせなくなった動物が、新しい生き方をするためにブレーメンへ向けて旅立つ…というお話です。



【絵本】ブレーメンの音楽隊【読み聞かせ】グリム童話


私は子どもの頃、この話が苦手でした。
その理由は、老いた者に対する冷たい仕打ちが腹立たしかったからです。



久しぶりに この話を聞いて、今日は別の意味で ちょっと考えさせられました。
年老いて役目が果たせなくなったロバや犬、猫、ニワトリ…それは今の自分に近いのかもしれない。
彼らは仲間と出会ってブレーメンの地を目指し、結果として泥棒たちから奪った森の中の家で幸せに暮らしたというけれど…


年老いて役目が果たせなくなった動物たちというのは、自分の姿と重なります。
私の知識が古くなり、技術も衰えていけば、もう仕事はできません。
私が学生に教えていることが時代に合わないのなら、役目を果たせないのと同じなのかも。


ロバには仲間がいたけれど、自分はブレーメンを一緒に目指す友だちもいないな〜(友だちを欲しいとは思わないですが💦)
それは不幸なことなのだろうか?
云々…


ふと考えると…
私は この学科ができた時からのスタッフでしたが、その時から一緒に働いて来た人は1人も残っていません。
私以外の教師は、学科主任を含めて全て変わってしまったのです。
学校が変わってしまったから、自分が古くなったのかも。


今年、私は還暦を迎えます。
毎年、年度初めに交わされる契約書には「60歳を定年とする」と書いてあるので、来年度が最後の年になるのでしょう。
今まで、自分から仕事を辞めたことはあったけれど、先方から言われて辞めたことはありませんでした。
でも、今度はいよいよ そういうことになりそうです。


まぁ古くなった自分なので…定年があるというのは そういう意味なのでしょう。


時代は変わっていくもので、自分も過去の人間になっていくのだなぁ…と。
当然といえばそうなのですが、改めてそれを感じさせられてしまいました。


それにしても…未来を作る子ども、彼らを取り巻く環境は どう変わって行くのだろうか?
自分が居なくなった後の世界をアレコレ想像しても仕方ないけれど…ちょっと見てみたいと気がしたのでした🫣