今日の《とらひめ地方》は肌寒く曇っていました。
お出かけ日和とは とても言えないお天気でしたが、こういう日は あちこち空いているかも？と思い、《とらひめ号》で出発🚗💨

向かったのは浜名湖ガーデンパークです。
浜名湖ガーデンパークは、2004年に行われた浜名湖花博の会場跡地にできました。

一昨年、《先代とらひめ号》で来たことがあります。
とにかく広いの一言！
入園料は無料ですが、園内の水上バスも貸出し自転車、展望台も お値段は高め😅
広い園内をくまなく回るなら、これらを利用して移動する方が楽チンなのですけど。
前回も今回も観たい物は決まっているので、お目当ての場所だけ行きました。
まずは藤棚がお出迎えです。

ここは浜名湖の埋立地に建てられているので、水辺が多いのです。
今日は強風で寒かった…🥶　いつもに増して海風がビュービュー🌪️

私のお目当てはネモフィラです。見えて来ました。

最近、ネモフィラはとても人気ですね✨
ムラゴンのブロガーさんもたくさん写真をアップしてらっしゃいます。
私はネモフィラを見ると、昔、家の近くの道端に生えていたオオイヌノフグリを思い出します。
↓↓ コチラがオオイヌノフグリ。

キレイな花なのに、この名前はあまりにかわいそうですよね💦
私が子どもの頃、通学路の道端には春になるとたくさんのオオイヌノフグリが咲いていました。
タンポポの黄色、レンゲ草のピンク、そしてオオイヌノフグリの青…本当にキレイなお花畑でした。
でも、それらの花は小川にいたホタルと同じで、いつの間にか姿を消してしまったのです。

今日はオオイヌノフグリにソックリなネモフィラに会いに来ました。

オオイヌノフグリの方が青が鮮やかでしたが…自分の記憶の中にある花畑の再現ですね🪻
来年は花壇にネモフィラのタネを撒いてみようかな…

花壇がたくさんあって、キレイに手入れされていました。

ネモフィラにソックリな…柄のある？ネモフィラみたいな花を見つけました😳

寒くて身体が冷えちゃった〜🤣
空いていてよかったけど💦

浜名湖大橋を渡ります。
ちょうど引き潮の時間でした。

海苔の養殖棚が広がっています。
干潟でアサリを獲っている人がいました。
浜名湖のアサリが激減したので、潮干狩りは禁止なのですが…って寒くないのかな？😳
私も子どもの頃、父に連れられて ここで潮干狩りやハゼ釣りをしました。
懐かしいな…。

弁天島海水浴場に来ました。海の中に鳥居があります。
いつもは水の中ですが、干潮なので脚元が出ていますね。

漁船が通り過ぎて行きました。父の生家はこの近くです。
橋の向こうは外海(太平洋)。
ここでは７月第1週の土曜日に海開きがあり、その時に花火が上がります。

漁師の子供だった父は泳ぎが得意で、この辺りは幼少期の父の遊び場でした。
『フジヤマのトビウオ』と呼ばれた日本水泳協会の元会長 古橋廣之進さんも、ここの出身で、父と同じように浜名湖で泳いでいたのです。

ここへ来ると父のことを思い出してしまいます。
弁天島の花火は、よく家族で見に来ました。
両親が亡くなり、姉は病気になり…浜名湖は変わらないのに、自分を取り巻く人が次々と居なくなってしまって寂しいです😢

水辺は魂の溜まり場だそうです。
こんな曇天の日に来る所ではなかったかもしれません。
次は晴れている日に来ようっと💦

帰り道…私の大好きなシラスを買うために、一番お気に入りのお店に寄りました。　

ここは江戸時代(慶應3年)創業の老舗海産物店です。

シラスもチリメンも美味しいんですよ‼️

うなぎ…欲しいけど、高いな〜😅
ちょっと手が出ません(笑) うなぎはお店で食べる方が美味しいと思います。
でも浜名湖産のうなぎは希少価値ですね。
最近はうなぎの稚魚が獲れないのと、後継者不足で養鰻業を営んでいる人は すっかり減ってしまいました。
うなぎの養殖池は今、メガソーラーになっています。

上干しチリメンと釜揚げシラス、ぶちのりを買いました。
ぶちのりは浜名湖のアオサと黒海苔のブレンド品です。
夫はあまり好きではありませんが、アオサの味噌汁は美味しいんですよ、海の香りがして。

お店のすぐそばには旧東海道の松並木があります。

これだけちゃんと残っている松並木は珍しいと思います。
普通に車が通っているんですけど💦

チョンマゲの人が歩いていた江戸時代、第二次世界大戦の浜松大空襲の時も、この松並木はあったのですね…時代の流れを感じます。

今日は花を訪ね、父との思い出をたどりました。
半世紀の時が流れて、世の中もずいぶん変りましたが…浜名湖は今もそこにあります。
これからも変わらないでいて欲しいな。次は晴れた日に来ます😀☀️