いつもゴキゲンでいたいから…

自分らしくあるために。ジャンルを問わず、今日を書き留めていきます。

技術修得への投資

今日も暖かくて良いお天気です。
こちらの桜は開花したばかり、といったところ。
《とらひめ地方》は温暖ですが、桜の開花は東京より少し遅い感じです。



春は始まりの季節。
今年は何か始めてみよう❣️と決心しました。
私の趣味は手仕事です。
『下手の横好き』という言葉の通り、あまり上手ではありませんが💦何か物を作るのは大好き。
編物(レース編みを含む)、洋裁、刺し子などを楽しんできました。
それは多分、洋裁をしていた母の影響だと思います。


編み図の記号は、小学校高学年か中学の頃、母に教えてもらいました。
洋裁は母がミシンを使っていたのを見ていた微かな記憶からと、テキストを購入して…の自己流です。
刺し子はキットに従って縫うだけ😅



つまり、どれもこれも自分流で、誰かに教えてもらったのではありません。
とりあえず物は完成させることができるけれど、出来ばえはイマイチ…やはり、誰かに指導してもらわなければダメなのですね…


自分で試行錯誤しながら経験を通して技術を得るのを《習得》と言い、人に指導してもらって技術を得るのを《修得》と言うようです。
私が今までやってきたことの多くは《習得》で、これにはお金はかかりません。
それに対して《修得》は、人から技術を教えてもらうので、それにはお金が必要になります。


現在の世の中はネットの普及により、情報で溢れています。
例えば楽譜。
私が学校で学生に「弾きたい曲の楽譜を持っておいで」と言うと、大抵の学生は無料ダウンロードできる楽譜を持って来ます。
でもフリーの楽譜は間違いだらけ😅
正しい記譜法で書かれたものは、(著作権の関係からも)必ずお金が必要となり…金銭的に苦しい学生は、手っ取り早く無料ダウンロードを使ってしまうのです。



学校でピアノを弾くのは《授業》であり、それは技術の《修得》。
ですから私は、学生が無料ダウンロードの楽譜を持って来た時には、指導をしません。
これは自分のポリシーです。


幼い頃から音楽をしてきた私には、いつも師匠がいました。
ピアノ、歌、ソルフェージュ…多くの音大生がそうだったように、多額のレッスン代を払って技術を《修得》して来たのです。


音楽にさんざんお金を使ったので、自分の趣味にはお金を使わずに楽しみたい…
そう思っていたから、手仕事は自己流で楽しんできたのかもしれません。


ある時、新聞の折り込み広告を見て、フラワーアレンジメントをやってみようと思い立ちました。
【費用は材料費だけ!希望すればフラワーアレンジメントの資格も得られます!】
こんなキャッチコピーだったと思います。



「フラワーアレンジメントを習いに行けば、いつも家に花のある暮らしができる。
資格は要らないけど、基本的な形くらいは覚えたいな」
こんな思いで、教室に申し込みました。


ところが…教室に参加してガッカリ💧
指導者は確かにフラワーアレンジメントと生花の資格保有者でしたが、人に教えるという姿勢ではありませんでした。
テキストはありましたが、何をどうすれば型通りになるのか全く分からない😅
指導者に質問すると、私の教材の花を使ってどんどん作ってしまって…私の作品ではなく指導者の作品が出来上がる有り様。
花を生ける技術はあっても、《人に教える》技術はない指導者でした(申し訳ないけど💦)。


それに教材のお花も…まるで花屋さんの売れ残り?のような生気のない花ばかりだったのです。
考えてみれば…『ただより高い物はない』ではないですが、どこかに利益がなければ この教室も存在しないわけだし🤔無料だから文句も言えないし🙄
結局、何の技術も身につかないまま、フラワーアレンジメントは半年で辞めてしまいました。


この体験から学んだことは…
【何か技術を身につけたかったら、それには投資が必要】
ということです。
学生に言っておきながら…全くお恥ずかしいですね🤣


この春、私が始めてみたいと思ったこと…それは籠編みです。
蕁麻さんのブログを拝見して、自分も籠を編めるようになりたいなぁと思いました。



幸い教室が見つかり、1回限りの体験教室もあるようです。
フラワーアレンジメントの時のような苦い思いをしたくないので、今日電話で体験教室の申し込みをしました🙌


とりあえず明後日、体験教室があります😄
本格的に始めるとしたら4月からかしら?
楽しみ〜😆🎶