読書コンプレックス📚

2022/12/03 23:11

ブログを読んでいると、読書好きの方が多いなぁと思います。
文章に触れる機会が多いので、文章を書くのも特別なことでないのだろうなぁ…と推察。
とても羨ましいです。
実は私、あまり本を読みません。

本を読まないのと同じで、TVドラマや映画も見ないですね…。　
音楽は仕事柄、聴きますが…最近は演奏会へ行く機会もめっきり減りました。
どうも私は自分の内部で完結しているのか？他からの情報をインプットするのが苦手な、自己中心的な部類の人間なのかもしれません🙈

読書をしない人は脳が衰えるのが早い…そんな記事を読みました。
そんなことを言われると、かえって反発したくなります☹️
いや…そんなことを考えること自体、自分の脳は既に衰えているのかもしれません💧

そこで今までの自分の人生で、読書との関わりについて振り返ってみようと思います。

本を読む事というと、母の記憶が大きく占められます。
私の母は普通の働く主婦でしたが、勤勉で文章を読むのが好きな人でした。
姉は母とよく似ていて、幼い頃から大変な読書家。
大学の国文科で学び、卒業後は高校の国語教師になりました。

母からは「お姉ちゃんのように本を読みなさい」といつも言われていたので、私も小学生の頃は良く本を読んでいたと思います。

その頃、私の通っていた小学校は国語の指定研究校でした。
それが理由かどうかわかりませんが、3年生くらいの頃、クラス内で読書量の競争が始まったのです。

その競争は、とある地味な女の子と私のトップ争いになりました。
最終的に私は、その子に負けてしまったのです。
負けず嫌いの私は、それがショックであまり本を読まなくなりました。

今思えば、当時は面白いテレビアニメが目白押しで…自分の興味はそっちに行っていたと思うのですが🤣

国語の成績はまぁまぁでしたが、姉に比べれば伸び悩みで…母からは本を読まないから国語ができないと言われ😅ますます本を読むのが嫌になりました。

夏休みの読書感想文も、どちらかと言うと苦手。
感想文なのだから、自分が思ったままを書けば良いの思うのですが…その本の言いたいことに対する優等生的な答えを書かなければ、と気負い過ぎてしまいます。

推薦図書というのも嫌いでした。
何故、読む本を指定されるの？
好きな本を読んじゃダメなの？

と、読書に関してはロクな記憶がありません💧

ただし、マンガは別。

私の好きなマンガ家は萩尾望都で、彼女の描いたマンガは全て持っています(今でも)。
他に「日出処の天子」／山岸凉子、「エロイカより愛を込めて」／青池保子や、「ベルサイユのばら」、「ガラスの仮面」などなど大好きでした😆
(…これ以上マンガを語ると脱線しまくるので、それはまた別の機会に💦)

今はマンガを読んでも読書時間としてカウントされますが、私が高校生の頃はマンガは本として扱われていなかったですね😔

自分で読書をする習慣のなかった私ですが、本を読む機会がやって来ました。
それは私が高校生の頃。
音楽大学を受験するために、大学の先生の所へレッスンに通うことになったのです。
先生が住んでいる東京へ行くために、新幹線や高速バスに乗っている時間は、格好の読書タイムとなりました。
当時はスマホもありませんでしたから、車窓を眺めるか本を読むしかなかったのです😅

姉の本棚から面白そうな本を選んで読み、そのうちに好きな作家が決まってきました。
田辺聖子のエッセイや山崎豊子の作品が好きで、よく読んでいましたね…。

大学を卒業して働き出してからは、移動手段が車ばかりになったので、乗物で本を読む機会がなくなってしまいました。
そして結婚して、子育てしながら働いて…と、読書はどんどん遠ざかり、気が付けばスマホ全盛時代。

情報のインプットはもっぱらネットになってしまい、気がつけば最近本を読んでいません。

ソーシャルゲームを一時引退していた時は、時間がたくさんあったので本を読みました。
どうも自分は本を読むために時間を作らないと、本を読まない人種のようです😅