いつもゴキゲンでいたいから…

自分らしくあるために。ジャンルを問わず、今日を書き留めていきます。

音楽のおくりびと🍀〜その⑥


今日は一昨日に続いてセレモニーピアニストのお仕事がありました。
故人は80代後半の男性。
昨日、3曲のリクエストが入りましたが、娘が帰って来ていたので練習があまりできず😅
と〜っても不安なまま、今朝を迎えてしまいました。
外は私の心を表すかのような雨降り☔️


車を停めて会場に向かう途中、同業者に会いました。
私たちは基本、1つのお式に1人の演奏者なので、滅多に同業者と会うことはないのです。
お話しすると、同じ時間で同じ会場の隣ホールで演奏するとのことで、ビックリ😳
ぜひ演奏を聴いてみたい!…無理だけど💦


さて、今回のリクエストです。
「見上げてごらん夜の星を」「上を向いて歩こう」「いつでも夢を」の3曲。
担当者、司会者と打ち合わせて、どの場面で何を演奏するかを相談します。
今日はお孫さんによる《お別れの言葉》があるので、そのBGMも考えなくてはなりません。



見上げてごらん夜の星を(坂本九)


おじいちゃんっ子だったお孫さんの《お別れの言葉》では、こちらを弾きました。
通常、{話す}場面では歌詞のない曲を演奏しますが、この曲が御希望だそうです。
きっと思い出の曲なんでしょうね🍀
お孫さんは涙ながらに《お別れの言葉》を読んでいらっしゃいました。



いつでも夢を/吉永小百合・橋幸夫 V2019


お別れのシーンでは「いつでも夢を」を弾きます。
原曲のテンポは速いですが、場面を考えるとあまり早く演奏できません💧
しかも黒鍵が多くて弾きにくいので…ゆっくりとシットリめに弾いて、全部半音上げて白鍵の調性に変えてしまいました😂



Sukiyaki (Ue o Muite Arukou) - Kyu Sakamoto (English Translation and Lyrics)


お見送りは「上を向いて歩こう」にしました。
高校の教科書にも載っている定番ソングです。
この曲はアメリカで「Sukiyaki」という名前でヒットしました。
ヨーロッパでは曲名が日本語だったので売れず…「スキヤキ」という名にしたら爆発的ヒットになったという逸話は有名ですね✨


今日は多くの人が故人とお別れするために参列されていました。
たくさんの愛する方々にお見送りされて…故人のお人柄が偲ばれます。


実は今日、定番曲の楽譜を3曲ほど忘れてしまい😱
大切なシーンのBGMは[いつものアレ]ではない曲を使わざるを得ませんでした💦
何事もなく無事にお見送りできましたが…気を抜いたらダメだなぁと反省です😣



外に出ると雨は上がって青空が広がっていました。
今日も演奏できて、音楽の神様に感謝です🙏