時間と期日を守るということ
先日、葬儀で ご一緒した司会さんが「いつも時間に遅れて来て、なのに平気な顔をしているピアノさんがいるのよ」と おっしゃっていました。
へぇ〜…そんな人がいるんだ😳
因みに私は授業でもセレモニーの仕事でも、時間に遅れたことはありません。
(1回だけ…旧式のナビを使っていたために会場に たどり着けなくて遅刻しましたけど😅)
時間を守るのは自分の性格もありますが、音楽の師匠から厳しく指導されてきました。
音楽は時間と共に『その音』が消えてしまう時間芸術。
レッスンでもコンサートでも『その音』が鳴っている時を逃さないためにも、時間を守りなさいと繰り返し言われたのです。
この世の全てのことは時間に従って動いていますから、社会生活においても時間を守るのは とても大切。
学校生活で社会システムを学んでいく子供にとっても同じです。
授業や学級活動の始めと終わりの時間を告げるのはチャイムですが、2000年頃からチャイムを鳴らさない「ノーチャイム制」が導入されました。
「チャイムが鳴らなくても、自分で時計を見て動くことで、自主性と時間管理能力を養う」というのが目的ですが、これについては賛否両論があって…私はノーチャイムが苦手でした。
なぜならチャイムが鳴らないと授業開始のケジメがつかないし、時間が終わったことにも気付けないからです。
これは生徒も同じで、チャイムが鳴らないと授業が始まっても教室に入って来なかったり…
「自主性と時間管理能力を養うため」というけれど、これで時間を守れる大人が育つの?と思いました。
⏰
話は変わって昨夜のこと。
地元産の新鮮な牡蠣が手に入ったので、美味しいカキフライを作ろうと奮闘していたところへ、明日(つまり今日)の葬儀担当者から電話がかかってきました。
何も連絡がなかったので、リクエストはないものと思っていましたが…実は あるそうです😳
本来、リクエストの受付は前日の17時までで、楽譜のあるものに限るとなっているのに、電話を受けたのは19時過ぎ。
これって時間超過じゃないの⁉️とても間に合わないよ🤯
とりあえず曲目を聞くと、クラシックばかり3曲。
どれも以前に演奏したことがあるので、楽譜は手元にありますが、さすがに練習は必要です。
そんなわけで昨夜は てんやわんやでした😂
さて、今回のリクエストは…
「主よ人の望みの喜びよ」/J.S.バッハ
交響詩『わが祖国』より「モルダウ」/スメタナ
「遠き山に日は落ちて」/ドヴォルザーク
バッハの教会カンターの中のコラールで、讃美歌第2篇228番「心に主イエスを」になっています。
とても有名な曲で、単独で演奏されることも。
原曲の編成は合唱と室内楽オーケストラなので、ピアノだけで弾くのは ちょっと無理があります😅
色々なアレンジがありますが、今回は時間が足りないので簡単バージョンで。
この曲は以前にも 紹介させていただきました。
チェコの作曲家スメタナによる交響詩『我が祖国』の2曲目「モルダウ」で、合唱用にも編曲されています。
モルダウは川の名前ですが、これはドイツ語読みで、チェコ語ではヴァラタヴァ川といいます。
今回はショートバージョンで💦
この曲も以前 お話させていただきました。
ドヴォルザークの交響曲第9番『新世界より』の第2楽章です。
長いロングトーンの続く曲で、ピアノにはちょっと不向きかも…
今回の故人さまは90代の男性。
海外旅行が趣味で、特にヨーロッパが お好きだったとか。
リクエストいただいた曲は、どれも 故人さまが生前に よく聴いてらした お気に入りの曲だったそうです。
愛する娘さんご家族に見送られて、故人さまは静かに旅立って行かれました。
今日も無事に お見送りできて感謝です🙏
🍀
今回の担当者さんは以前にも何度か ご一緒させていただいた若い社員さん。
会場入りした時「昨日はスミマセ〜ン🙇」と平謝りでした。
まぁ何とかなったから良かったけれど💧
時間というか、期限はちゃんと守ってくれないと困りますよね。
ひょっとしたら この社員さんは「ノーチャイム制」が導入された時の生徒と同じくらいの年代かも?
本人の性格かもしれないけれど、教育現場の迷走が生んだ社会人なのかなぁ…と思ってしまったのでした😂
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