いつもゴキゲンでいたいから…

自分らしくあるために。ジャンルを問わず、今日を書き留めていきます。

今日は1日仕事 / せーのっ!

今日は1年生のスクーリングです。

この日は朝から夕方まで、90分授業を5コマしなければなりません。

学生には過酷ですが、それ以上に授業する私も大変なのです😅


年間予定表を確認すると、今年のスクーリングは6回。

若かった頃なら平気でしたが、還暦を超えた今はキツくて…最後まで保つかしら?

途中で声が出なくならないように、体力温存でいきます😂


ということで、今日は在宅の夫の分と合わせて2つの お弁当を久しぶりに作りました。

3年前に退職した夫の お弁当箱、捨てなくてよかったです(年に6回しか出番はないけれど)



1年生にとっては、初めての(音楽の)スクーリング。

今年の1年生はピアノの初心者が多くて、経験者は3人しかいません。

あまり音楽のことを知らない学生のために、基礎からジックリ見ていきます。



今日は5限目にテストをする予定。

指導者となるためには、人の前に出ることに慣れさせなければなりません。

なので、全員の前でハ長調の音階と課題曲の中から任意の1曲を弾き歌いで、皆んなの前で演奏してもらいます。

ピアノ初心者にとって、かなりハイレベルな内容ですが💦

限られた時間の中で 音楽のアレコレを身につけるために😅


弾き歌いをする時は、前奏(イントロ)を弾いてから 歌い出してもらいます。

幼稚園や学校など、皆んなで歌う時には このイントロが非常に大事。

これが どんな曲なのかというイメージにもつながるからです。


それから歌い出しの初めの合図も重要。

「変なところで歌い始めたら恥ずかしい」と思う子が多いので、「歌い出すのは ここからだよ」とハッキリさせるのは大切なのです。

よく使われる合図は「いち、に、さん、ハイ!」ですね🎶


でも…前奏を弾きながら「いち、に、さん、ハイ!」を言うのは結構難しいこと。

私は教師になりたての頃、これが上手く言えなくて…なかなか苦労しました。

なので学生には これをマスターして欲しいのです。



「前奏の最後に『いち、に、さん、ハイ!』を入れるように」と伝えて、皆んなの前で弾き歌いするテストを始めました。


最初は皆んな、たどたどしく「いち、に、さん、ハイ!」とか「さん、ハイ!」と言っていたのですが…

ある学生が「せーのっ!」と言い出したのです。


⁉️😳


確かに、皆んなで何かをする時の掛け声として そう言うけれど…

幼稚園児に そう言うだろうか?🤔

いや、言っていいかも…

だけど…先生が言っていい掛け声なのかな?

やっぱり「いち、に、さん、ハイ!」じゃないとダメなんじゃないの?🤔🤔


と、私が悩んでいるうちに、次から次へと「せーのっ!」で歌い始める学生が続出し…

最後の方では 皆んなが「せーのっ!」で歌い出す始末🤣


音楽は楽しくあるものだし、それでもいいけれど…一応、幼児教育の現場だから「いち、に、さん、ハイ!」の方にすべきだよね?

今日は学科主任もテストを見学していたので、試験後の講評で「『いち、に、さん、ハイ!』の方を使いましょう」って言っておきました😅


後で「せーのっ!」について調べてみると…

これは「塞の神(さいのかみ)来い」が変化した言葉で、道祖神にチカラを貸してもらうという意味合いだったようです。

皆んなでチカラを合わせて、何かを持ち上げたり、始めようという合図なのですね😳


確かに…皆んなで歌い出すなら、「せーのっ!」もあるかも…🤔

と考えてしまいました。


5コマみっちり授業して…学校を出たのは6時過ぎ。

お疲れ‼️私‼️👏👏👏


ちなみに…

家に帰って夫に「せーのっ!」の話をしたら、お腹を抱えて笑っていました🤣


今の1年生は2005〜2006年生まれ。

超現代っ子の彼らにも「せーのっ!」の言葉は生きているんだ、と…新しい発見でした。