音楽のおくりびと🍀〜その14&ドライブ🚗💨

2022/12/10 22:15

今日は隣県でセレモニーピアニストのお仕事でした。

昨日はつい愚痴ってしまい…申し訳ありません🙇‍♀️💦

せっかくのお仕事だから頑張らなくっちゃ💪

昨夜、楽譜を用意していると…あれぇ？2つあった楽譜のファイルが、1つ見当たらない😱

どうも前回の仕事先に忘れてきてしまったようです💧
いつも会場に忘れ物をして来ると、事務所に届けくれるのですが…その時は隣県だったので管轄が違うらしく、連絡も頂けませんでした。
お式の後半の楽譜がそっくりありません…。
いつから自分はこんなにトロくなってしまったんだろう？😖

泣き言を言っても始まらないので、ぷりんと楽譜の購入履歴から再ダウンロードしたり、手持ちの楽譜をコピーし直したりして、《いつものアレ》的な曲の楽譜を大まかに取り揃えました。

朝になって少し夫の機嫌も直り…とりあえず気持ちよく？送り出してくれました😅

高速を走ること50分、インターを降りて渋滞に巻き込まれながら指定の会場に到着。

こりゃまた…ずいぶん大きな会場😳
どうも以前は結婚式の会場だったらしいです。
いくつもホールがありまして、私が入るホールは3階にありました。

本日はリクエストがありません。
なので《いつものアレ》を弾きます(前半の楽譜は紛失してなかったので💦)。

今日ご紹介するのは、開式前に司会者がナレーションを入れる時の曲。
小川洋子の小説「博士が愛した数式」が映画化された時の主題歌です。

映画「博士の愛した数式」より　愛のテーマ

作曲したのは加古隆さん。
彼は東京藝術大学及び大学院を卒業後、フランスのパリ国立音楽院に留学して、現代音楽の作曲家オリビエ・メシアンに師事しました。
帰国後はテレビ番組の主題歌などを作曲されていて、代表作には「パリは燃えているか」(NHK「映像の世紀」より)や、「白い巨塔」(唐沢寿明主演の劇中曲)などがあります。
私の大好きな作曲家です😊

今日の故人さまは、亡くなった私の母と同い年でした。
ご家族のために尽くされて、ひっそりと生涯を終えられた故人さま。
喪主さまである息子さんは、愛するお母さまのために美しい花祭壇をご用意なさり…心温まるお式でした。
ちょっと遠かったけれど…お見送りのお手伝いができて本当に良かったです☺️

それにしても…ショックだったのは楽譜を紛失してしまったこと。
私は今まで忘れ物をした経験が殆ど無かったので、自分は無くし物はしないと思い込んでいました。
でも最近は凄く忘れ物が多いのです。
これが歳をとったということなのでしょうか？

演奏の方もテクニックは歳を追うごとに衰えていきます。
あと何年、この仕事をすることができるのかしら…？

でも年齢を重ねたことにより、得た物もあります。
それは表現力と順応性でしょうか。
バリバリに弾けないけれど(ピアノ科じゃないし💦)、息をするように演奏できるようになりました。
場面に応じて曲の途中でも演奏を終わりの形に整えたり、途中で曲が終わっても即興で繋げたり…と、別の意味で成熟した音楽に近付けているのかもしれません。

《いつものアレ》の半分は無くしてしまったけれど…レパートリーをリニューアルさせる良い機会かもしれませんものね😅
失敗は違う意味で自分のモノにしないと❗️

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無事にお仕事を終えて帰路につきました。

山々が紅葉してキレイです🍁
この辺りは温暖なので、紅葉はもう少し楽しめそうですね(運転しているので写真はありません😅)

お腹が空いたなぁ…サービスエリアに寄ってご飯を食べようかな。