いつもゴキゲンでいたいから…

自分らしくあるために。ジャンルを問わず、今日を書き留めていきます。

老猫介護🐱

我家には13歳になるオスのトラ猫がいます。
その名もトラ🤣(私のハンドルネームはこの猫の名前からとったわけではありません。それについてはまた後日💦)。

猫の13歳は人間だと68歳だそうで、正確にいえば5月生まれのトラは70歳くらいでしょうか?🤔
保護猫だったトラは生後4ヶ月で我家にやって来ました。

カワイイですね😆 今とは大違いです🤣
(それにしても…スマホのカメラ機能は13年ですごい進歩ですね✨)
その頃、激しい更年期鬱だった私の気を紛らわすために飼うことになりました。

トラは我家で飼う3匹目の猫です。今までの猫は全てメスだったのでオスを飼うのは初めてでした。
オスにしておくにはもったいないほど、優しくて気弱で、でも陽気で、家族みんなに愛されていました😊


そんなトラですが、私たちと同じように歳を取り、12歳を迎える頃から少しおかしくなり始めたのです💧
お腹の調子が悪くなり、下痢を繰り返すようになりました。痛みもあるようで、ウ〜ッウ〜ッと鳴きます。食欲も落ちて、キャットフードも食べません。お医者さんに連れて行こうと思いましたが、キャリーに入りたがらず抵抗します。


今まで飼った猫たちは12歳で病気になり、亡くなっていきました。
トラもたぶん寿命が近いのでしょう。
前の猫の調子が悪くなった時、病院に連れて行きましたが、その先生は猫に触らず、ろくに診てもくれませんでした。
その時の苦い経験から、トラの具合が悪くなったら寿命だと思って家で静かに看取ろうと夫婦で話し合っていました。


もうすぐ命が尽きるなら好きな物を食べさせてあげよう。
カリカリフードは歯の調子が悪くて食べにくそうです。それならパウチの餌を与えてみよう。
オヤツも食べるかもしれない。CMで見たチュ〜ルをあげたらどうかな?


すると…トラの食欲が一挙に回復!
更に私たちが食事をしてるとおこぼれをねだるようになりました😅
夫がコッソリとトラに自分の食べる物を与えていたようで…パン、アイスクリームまで💧
「長くない一生なんだからいいじゃない」って言うけど、それってどうなのよ?💢

当然、食べれば出るものは出ます💩(食事中の人、ごめんなさい🙏)
しかもお腹の調子が悪いのは全く改善しないので、いつも下痢💧


今まで飼ったメス猫はナワバリ意識も薄かったのですが、トラはやたらとトイレに執着します。1日に何度も何度もトイレ、しかも粗相までするようになりました。


やむなく、日中に留守する時と夜寝る時はゲージに入れるようにしました。
今まで自由にしてきたので、ゲージに入れるとワォ〜ン、ワォ〜ンと悲しそうに鳴きます😓
これって介護なんだろうなぁ…。自分の両親は病気で亡くなったので、私には介護の経験はありません。今、私はその代わりに老猫を介護しているのですね💦 
夫の退職後は一緒に旅行へ行こうと話していましたが、今はトラを置いて泊まりがけで出かけることはできません。


「俺もお腹が悪いからトラと同じだなぁ🤣」なんて夫は言います。
でも…ひょっとしてトラの姿は将来の夫なのかも?私は夫の8歳下だから、次に私が介護するのは夫なのでしょうね😅

今までたくさん楽しい思い出をくれたトラ。長生きして欲しいとは思いますが、トラの思い出が苦しい思い出でいっぱいにならないといいなぁ…💧と思っています。
夫はトラが死んだら、またすぐに猫を飼うつもりのようですが、私は暫くはいいかな💦


とにかく今は、トラが天寿を全うして天に召されるまで全力で介護あるのみ💨
頑張ります😂

うなぎ屋さん♫

昨夜は久しぶりに鰻を食べに行ってきました!
私の住む街には複数の鰻屋さんがあり、どこの家にも御贔屓(ごひいき)にしているお店があります。
私の実家でも鰻を食べるならココ!というお店がありました😊


子どもの頃、親戚総出で叔母の家の田植えを手伝った時、叔母が鰻屋さんに皆んなを連れて行ってご馳走してくれました。そのお店にはたくさんのお座敷席があって、当時からとても繁盛していたのです。
我家でも鰻を食べるのは決まってこのお店でした。
だけど鰻って高いから、そんなに来られなかったんですけどね😅


夫の両親が田舎から遊びに来た時、娘が高校に合格した時も。
鰻屋さんもオバチャンも昔のままでした。


最後に来たのは娘が就職して、初めてのお給料でご馳走してくれた時だったかな?
でもそれもずいぶん前のことです。
その時、お店のお座敷席が一部を除いてテーブル席になっていました😳
膝の悪いお客さんが増えたのでしょうね…。

本当は前日に食べに行く予定でお店まで来たのですが、定休日となっていました😂
家に帰ってネットで調べたら定休日は水曜日となっていて…ひょっとして潰れちゃったの?😭
次の日、恐る恐る来てみたら営業していました。潰れてなくて良かった☺️
コロナが始まった頃、お客さんもあまり来ていないようだったので心配しました。でも何とか乗り切れているようです。
お客さんは最初、私たち夫婦しかいなかったけど💧

お店のオバチャンは辞めてしまったらしく、代わりに若い子がお給仕をしてくれました。


たぶん親戚皆んなで来ていたのは50年近く前だったと思います。
あれから母も叔母も父も亡くなり、私が一緒に鰻を食べる人も変わりました。
このお店はこれから先どうなるのでしょうか…?


お会計は2人分と夫がビールを飲んだのも合わせて、1万円で少しお釣りが来るお値段でした😅 鰻は相変わらず高いですね💦
やはり何かの記念日でなければ、なかなか食べに来ることはできません💧


次に来られるのは何年先になるのかなぁ?😂
昔はあちこちにあった鰻屋さんですが、今はずいぶん減ってしまいました。
次に食べに来られる時も、変わらずお店があることを願っています🍀

音楽のおくりびと🍀


プロフィールにあるように、私は音楽の仕事をしています。
音楽に関わる仕事…というと、演奏か教育しかないのですが😅
今日は演奏のお仕事についてお話しします。


専門が歌なので、結婚式の聖歌隊で歌う仕事が多かったのですが、コロナが始まってから結婚式が激減💧 しかも歌は飛沫が飛ぶから御法度という風潮で🚫聖歌隊の仕事は辞めることにしました。
そんな時、参列した親戚のお葬式でピアノ演奏をしている人を見たのです。

セレモニーピアニスト✨


ピアノをバリバリ弾くことはできないけれど、これなら私にもできるかもしれない。

亡くなった人を音楽でお送りするって、ステキな仕事だなぁ…
今まで紹介されたお仕事が多く、自分からアプライしたことは殆どなかった私ですが、55歳にして初めて自分から仕事を求めました。

長く音楽教育現場で働いてきたので、思いの外すんなり面接が通り、めでたくセレモニーピアニストとしてデビューしました✨


ピアノは専門ではありませんが、ここではピアニストです。
歳をとった分、演奏能力は低下していますが、そこは表現力でカバー💦 
45歳頃からヘパーデン結節を患ったので、両手指の第一関節は変形していますし、少し痛むことも💧 でもせっかく手にした仕事なので頑張らなければ!


仕事は事務所から依頼の電話がかかってくる所から始まります。
お客さまからのリクエストを確認し、故人の年代や性別から演奏する曲目を決めていきます。


ピアノ演奏は開式前の1時間と、式中と一部分、式後の故人とのお別れから出棺までの15〜20分間なので演奏する曲数は30曲前後😅 
初めはレパートリーが少なかったので苦労しました。

式の場面に応じて演奏する曲は変わります。
例えば司会者のナレーションが入る時は歌詞のない曲を、暗い雰囲気にならないように穏やか目の曲を、季節感を感じられる曲を。


お客さまのリクエストは前日の夕方まで受け付けますので、夕方にリクエストが入った時は夜の練習が勝負💪 基本的に楽譜が用意できれば、必ずリクエストにはお応えします。
演歌から軍歌、ムード歌謡、時代劇のテーマソング、ディズニーソングもあればジャズまで(私、本当はクラシックを勉強してきたのですが🤣)。


今までで苦労したのは「〇〇大学の校歌を弾いて下さい」と言うリクエストでした😂
事務所からは楽譜が用意できなかったから弾かなくてもいいです、と言われましたが、Googleで楽譜を画像検索し、YouTubeで聴いて耳コピして演奏しました。
もちろん、喪主さまには大変喜んでいただきました😊


そして、今日はそのセレモニーピアニストのお仕事でした。
故人は母と1つ違いの90歳少し手前の女性でした。私の母は今から33年前、57歳の若さでなくなりました。母が生きていたら…この方と同じ感じだったのかしら?

リクエストは「川の流れのように」/美空ひばり、「時代」/中島みゆきなど、葬儀では定番の曲ばかりだったので大丈夫。でも1曲だけショパンのノクターンが😅
歌謡曲やポップスはごまかしが効きますが、クラシックはそうはいきません。
どうしても、という感じではなかったので、一番有名どころを弾くにとどめました。

故人は早くにご主人を亡くし、長いことお一人だったそうです。
喪主さまである息子さんは、お母さまをとても大事にしていたようで、美しい花祭壇に飾られた心温まるお式でした。


棺にお花を入れる時、音楽を聴きながら涙を流している方がいらっしゃいました。
最近はコロナ禍もあって、お葬式も身内だけで済ませるお宅が多いようです。
私が演奏する機会もずいぶん減ってしまいました。
でも音楽は心の言葉ですから、CDの音楽を流して済ませるより、人の手から作り出された音楽でお送りしたいものです。


私は今58歳。演奏家として音楽のお仕事をできるギリギリのところだと思います😅
私自身はぱっと見、冴えないオバサンですが💧私の無骨な指で(白魚のような手とはいきません🤣)奏でられる音楽はキラキラと輝き、人の心に寄り添えるものであって欲しい…。


無謀にも?飛び込んだセレモニーピアニストのお仕事は、自分の心も浄化される大切な仕事となりました。

お仕事の後、空を見上げながら今日のお式とご家族を思いました。
どうぞ心穏やかなる日々をお過ごしください。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました🍀



追記…花祭壇と葬儀の画像は日比谷花壇さんのホームページからお借りしました🙏