いつもゴキゲンでいたいから…

自分らしくあるために。ジャンルを問わず、今日を書き留めていきます。

お酒は好きですか?🍾

今日はセレモニーのお仕事がありました。
さて、本日のリクエストは


「酒よ」/吉幾三
「ブランデーグラス」/石原裕次郎
「ワインレッドの心」/安全地帯   以上3曲です。


どれも有名な曲ですが、ジャンルが少しずつ違いますよね。
この3曲に共通しているのは何なのかしら?と考えてみました。


そうです‼️どれもお酒にまつわる曲ですね。
故人さまはお酒好きでいらっしゃったのでしょう😊


私の実家ではお酒を飲む習慣がありませんでした。
父は一見お酒好きの呑兵衛に見えますが、全く飲めないタイプだったのです。
それに対して姉は大変お酒が強く、就職した先で一番の酒豪の先生と飲み比べして勝ってしまうほどでした。
姉が《飲める人》だったので私も同じようにお酒が飲めるかと思っていたのですが、大学の新歓コンパでは撃沈💧
自分が父と同じで殆ど飲めない体質だと分かったのは、少し後になってからです。


私が就職したばかりの頃は《飲みニケーション》が盛んな時代でした。
職場の上司が部下を連れて飲みに行くというケースが多く、上役に可愛がられるためにも お酒が飲めるというのは必要なスキルだったような気がします。
当時は、仕事のできる人=お酒が飲める人と言ったイメージが強かったですね。


私は自分が飲めないタイプだったこともあって、飲める人(=仕事のできる人)に若干憧れていました。
夫と付き合うようになった時、お酒を飲むのか尋ねたことがあります。
「お酒は飲むよ。実験で化学物質を扱うから身体の中をアルコール消毒しなければならないんだ」(夫は研究者でした)
ナルホド‼️アルコールは仕事のために必要なのね💡
それは真っ赤なウソだったのですが、私はコロっと騙されたのです😂(まだウブだった)


夫がお酒を飲む人だった理由は、育った環境にありました。
じいちゃん(義父)は毎晩お酒を飲むので、義兄も夫も毎日飲むのが当たり前だったのです。
結婚後、全く飲まない家に育った私は、夫の《飲む習慣》に合わせるのが大変でした。


夫は毎晩、休みなしに飲みます(→お酒は切らしてはいけません)。
お酒のツマミになるように、おかずの種類はたくさん必要です(→とにかく品数を作らなければならない)。
ご飯モノはお酒が飲めなくなるので食べません(→炊き込みご飯とか作れない)。
晩御飯はお酒を飲みながらなので、必然的に長くなります(→いつまでも片付かない)。



経済的にも なかなか大変でした。
最初は酒屋さんに配達してもらいましたが、毎日のことなので酒代はバカになりません。
少しでも安くなるように お酒の量販店で箱買いして、重くても自力で運びました。


歳をとってからは前ほど飲めなくなりましたが、休肝日はありません。
健康診断の度にガンマgptの値を指摘されます。
身体のために もう少し考えた方がいいと思うのですが。
でも本人がゴキゲンで飲んでいるなら良いか…と諦めています😅


夫曰く、お酒が美味しいとかいうのもあるけど、飲んでいる時が良いのだそうで…
「この世のウサを忘れたいからだよ」


そんなモンなんですかね?🧐




吉幾三 - 酒よ


今日の故人さまの ご遺影を拝見しますと…杉良太郎と橋爪功を足して2で割ったような良い男でした。
きっと女性にモテた方だったのでしょうね。
最近は少人数のお式が多いのですが、今日は50人を超える参列者さまの数でした。



ブランデーグラス(歌 石原裕次郎)


棺への お花入れでピアノを演奏していた時、啜り泣く方もいらっしゃいました。
故人さまとお酒を飲んだことを思い出されている方もいらっしゃったのではないでしょうか。




安全地帯 ワインレッドの心


時々、海外のゲーム友だちとお酒の話をします。
スコットランドの人は行きつけのバーでスコッチウィスキーを飲むことを楽しみとし、ドイツの人は何かというと乾杯‼️🍻と言ってビールを飲むのだとか。
お酒を飲むというのは古今東西、今も昔も変わらない、人の楽しみなのですね😊



きっと お酒は、神様が私たち人間にプレゼントしてくれた、心の渇きを潤すための最高の飲み物なのかもしれません。
(私はあまり飲めませんが😂)