いつもゴキゲンでいたいから…

自分らしくあるために。ジャンルを問わず、今日を書き留めていきます。

これからの主役は

今日は15回目になる父の命日です。
私の父は《The 昭和のオヤジ》というタイプでした。
若い頃に戦争を経験したからか、政治や社会問題について関心が高くて…選挙になると その党の公約が気に入らないと言って候補者の事務所に電話をかける🤙といった、少々頑固者のアツイ老人だったと思います(今だったら老害?😂)
もし父が生きていたら、今回の選挙結果についても色々言っただろうな〜…
そんなことを思いながら、午後から お仕事へ。
今日は1年生の授業があります。


教室へ向かう途中、階段の踊場にある掲示板で 今回の選挙に出馬した候補者のポスターを見つけました。
公立学校では特定の候補者を応援する選挙活動は禁止されていますが、今の学校は大手企業をバックに持つ学校法人(つまり私立)なので、これが許されます…。
長らく公立学校で働いて来た私には ちょっと違和感があるのですけれど😅



そういえば…今から授業がある1年生は19歳だけど、皆んな 選挙へ行ったのかしら?🤔
ちょっと彼らに訊いてみよう。


と言っても今から授業の 私が担当する学生は7人で、そのうち2人は欠席。
答えを得られたのは5人だけでした😂


「選挙へ行ったか?」という質問には3人が行ったと答え、2人は行かなかったそうです。
その理由を訊ねると、1人は期日前投票のシステムを知らず、当日に予定があったため。
もう1人は選挙が何なのか分かっていなくて、「選挙って行かなければダメなの?」と私に訊くのでビックリ😳


学生は普通、小学校の児童会、中学・高校の生徒会に関わることで 民主主義や選挙について学んで来るものですが…人と人との関わりが薄れたり 不登校になったりで、それらについて学びの機会が失われるのかもしれません💧


ふと…彼らはマイナンバーカードを持っているのだろうか?と思い、合わせて それも訊ねてみました。
カードを持っているのは5人中4人。
先ほど「選挙って行かなきゃダメなの?」と言った学生は、マイナンバーカードどころかマイナンバー制度すら分かっていませんでした😅


学生と話してみて分かったのは…今の若者は概ね真面目だということです。
ただし、世の中の色々については まだ理解が足りないかもしれません。


後で年代別の投票率を調べてみると、最も投票率が低いのは20代のようです。
今日 私が訊ねた学生は10代で、まだ物珍しさもあって選挙へ行ったのかもしれません。
もう少し年月が経って、彼らが20代になり、社会に出ても、政治に対する関心を持ち続けて欲しいなぁと思いました。



そういえば…マイナンバーカードが運転免許証と紐付けされるそうですね。
マイナンバーは全員に付与されるもので、マイナンバーカードの取得は任意だったはずなのに、保険証や納税など さまざまな面で運用されるようになったので、やはり持たなくてはならなくなって来ました。



こうなったら国は もうちょっとしっかりマイナンバーを管理して、税金を徴収する手段としてばかりでなく、選挙において投票にも使ったらどうかしら?と思ってしまいます。
でも、それによって投票率が上がったら、自民党にとってマイナスに働くから『マイナンバー投票』をやりたがらないのかもしれませんね🤣


これから この国を作っていくのは、若い世代です。
彼らが本気になって自分たちの未来を考えて 政治参加する仕組みを作って欲しいなぁと思いました。