漫画の話〜母娘共通
私は子どもの頃、漫画が大好きでした。
当時よく読んでいたのは『りぼん』。
名作と呼ばれる『ベルサイユのバラ』や『ガラスの仮面』『あさきゆめみし』などは友だちから単行本を借りて、名作と呼ばれる作品は ほぼ一通り読破したと思います。
6つ年上の姉は萩尾望都さんの単行本を たくさん持っていたので、私も その流れから熱心なファンになりました。
高校生になると購読する月刊誌は『La La』に変わり…連載が始まったばかりの『日出処の天子』に どハマり。
青池保子さんの『エロイカより愛をこめて』一連のエージェント物も大好きで、単行本をせっせと買い集めたものです。
ところが大学生になると、少しずつ漫画熱が冷め始めました。
多分、架空の世界を夢見ることができなくなったからだと思います。
その後、長いこと漫画から離れていましたが、小学生になった娘が『ガラスの仮面』の単行本を欲しがりました。
昭和の漫画を どこで読んだのか?分かりませんでしたが😅
『ガラスの仮面』は長編漫画で完結する気配がなくて、私は単行本を揃えていなかったけど…久しぶりに読んでみようかしら?
ということでBOOKOFFで文庫版になっていたガラスの仮面を買い集めることに。
久しぶりに読んだ『ガラスの仮面』は、やっぱり名作✨
でも、まだ完結していなくてビックリしました。
これで再び漫画熱に火がつき、昔の愛読書を更に買い集めることに。
萩尾作品は ほぼ揃えることができて大満足でした🎵
これらの買い集めた漫画は本棚に収めたまま、存在すら忘れることもあったのですけれど💦
娘は ずっと読み続けていたようです😂
ゆえに、これらの漫画は娘にとってバイブルとなりました。
娘は もちろん自分の世代の漫画も好きで、特に少年漫画を よく読んでいたようです。
娘が就職して、初めて私の誕生日プレゼントに買ってくれたのは…⬇️
え?これ、自分が読みたいんじゃないの?と思っちゃいました😂
娘は旧Twitterで これら古典的?な漫画の情報を収集するのが得意。
萩尾望都さんの『SF原画展』、宝塚で上演された『ポーの一族』のことなど、昔漫画に関する「今」の話を教えてくれます。
一昨日、晩ご飯を食べに帰って来た娘と久しぶりに『日出処の天子』になりました。
「そういえば奈良で開催される『超国宝展』で、布都姫の刀が展示されるんだって。
お母さん、一緒に行かない?」
それにしても…私も漫画の内容を忘れかけているのに、私の本棚にあった漫画は 娘にとって特別なんだなぁと思いました😂
そんなこんなで、来月は娘と奈良へ行くことに。
「法隆寺の夢殿も行きたいよね」というこの旅行は、題しまして《『日出処の天子』ゆかりの地を歩く》って感じかしら?
楽しみです😊
加えて この夏、能 狂言でも『日出処の天子』が上演されるようですね。
今朝、娘からのLINEで知りました。
私は実写版を観ない主義ですが、野村萬斎さんが出演されるなら観てみたい‼️
これも娘と相談ですね😂
でも、チケットが取れるかどうか…
それはともかくとして、大人になった娘と こうして出かけられるのは嬉しいことだなぁと思いました。
平成生まれの娘にとっても、昭和の漫画は名作として心に刻まれているようです。
私が買い集めた漫画は、そっくりそのまま娘に託せますね。
私との思い出と一緒に🍀





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