いつもゴキゲンでいたいから…

自分らしくあるために。ジャンルを問わず、今日を書き留めていきます。

あなたはエライの?

今日のブログは ちょっと毒を吐くかもしれません😅
苦手な方はスルーでお願いします💦



最近、少し規模の大きい お式で演奏する機会がありました。
故人さまは中小企業の社長さんで、喪主さまにとって ご自慢の親御さんだったのでしょう。
「社長の家族だから、自分たちはエライのだ!」という感じがアリアリで…会場スタッフに対し、とても高飛車な態度でした。
確かに こちらにとっては《お客さま》ですから、当然といえばそうなのですが。
「お客さまは神さまです」という三波春夫の言葉通りなのかしら?
それとも喪主さまご自身も、他の人から一目置かれるエライ人なの?🙄
自分は他者より優れているのだと相手に示したい…つまり「マウントを取る」ということなのかもしれません。


自分が相手に対して優位な立場にある、ということをアピールしたい人は、自慢話が多くなります(聞きたくないけど)。
自分に自慢できる要素がない場合は、家族や家柄の自慢をする…
かつて娘が通っていた中学は良家の子女が多く(ウチは違うけど)、そこのお母さま方と話すと家族の自慢ばかりでした。


「ウチの主人の会社では…」
「医者をしている父の話では…」
「この前モルディブに滞在した時…」
「私の父は〇〇大臣と親しくて…」


アナタのダンナや親が素晴らしいのは分かった。
じゃあ、アナタはどうなの?
アナタ自身の話を聞かせてちょうだい。


そう言いたかったけれど🙊
決して ご自身について語ることはなかったな〜🤣


自分のことではなく、家族や家柄の自慢ばかりするのは何故なのかしら?
それは おそらく自分に自信がないからなのでしょうね。
相手より自分が優位だと示したいけれど、自分には自慢できる人間的要素がない…
そうなると相手が感心するであろう事柄を、次々と話してくるのだと思います。


こっちは自慢話されても羨ましいとは思わないし、それにアナタの家族がどうだって関係ないじゃない?って思うんですけどね。



でも…おエライ方々の ご家族全てが そういう方ばかりではありません。
家族や知人の話題をして相手にマウントをとってくる人は《小者》だと思います。
自分を肯定できていれば、自慢話をする必要はないわけですから。


以前、地方銀行の頭取をしていらした方の葬儀で演奏させていただく機会がありました。
会場内に収まりきらないほどの供花が飾られ、豪華な花祭壇が用いられた盛大なお式で…
ご家族は さぞかし気位の高い方だろうと思っていたのですが。
喪主さまの会場スタッフへの対応は丁寧で、演奏した私にも感謝の言葉をかけて下さり、人格の良さが現れていました。
こういう人が《本物》なのでしょうね。


世の中には色々な人がいます。
自分と他者との関係で、どちらが上とか下とかいうことを気にするなんてバカらしいこと。



以前、ブログに書いたように…私はどんな人に対してもリスペクトの気持ちを持って接したい。
そんな風に思っています。