笑ってよ ぼくのために
今日は久しぶりにセレモニーの お仕事がありました。

今回は3曲のリクエストがあります。
そのラインナップは…
「ありがとうの輪」/絢香
「川の流れのように」/美空ひばり
「道化師のソネット」/さだまさし
以上3曲ですが、故人さまは さだまさしのファンでいらしたそうなので、さださんの他の曲も演奏して欲しいそうです。
私が知っている絢香の曲といえば「三日月」だけなので😅
事務所から楽譜を送ってもらい、慌てて譜読みしました。
調べてみると…「ありがとうの輪」はKitKatのキャンペーンソングとして、絢香が書き下ろした曲だそうです。
身近な人々に対する感謝の気持ちを描いた楽曲として、結婚式でも人気があるのだとか。
後から伺った話では、お孫さんが ご希望された曲ということでした。
こちらは定番曲になります🙇♀️
さだまさしさんの有名曲…私のイメージでは「関白宣言」なのですが💦今の時代にマッチしませんし😅何より葬儀には不向きです。
選んだのはリクエストいただいた「道化師のソネット」の他に「案山子」「精霊流し」「奇跡〜大きな愛のように」「北の国から」「いのちの理由」…
お客さまを お迎えするシーンで、これらの曲を演奏しました。
こちらは以前、ムラゴンのブロガーさんからリクエストいただいた曲です。
セレモニーにピッタリなので、演奏させていただきました🙇♀️
「精霊流し」は さださんがグレープとして活動していた頃の、ごく初期の曲です。
季節やシーン的にもピッタリかな?と思って演奏させていただきました。
精霊流しは お盆の時期に行われる、故人の霊を弔う行事。
さださんの出身地である長崎で行われる精霊流しは、この曲のイメージとは随分違う賑やかなものだそうです。
唯一、曲名の ご指定があった「道化師のソネット」。
ソネットとは小さな曲という意味で、この曲は私が高校生の頃にヒットしました。
さださんの曲は どれも歌詞が意味深いですよね。
「道化師のソネット」は、辛く悲しい世を生きる人への 応援歌に聞こえます。

今日の故人さまは80代半ばの女性でした。
早くに ご主人を亡くされ、化粧品のセールスレディーをしながら 女手一つで2人の娘さんを育て上げられたそうです。
ご不幸なことに、一人の娘さんを 先に天へ見送ることになり…
今日、喪主を務められたのは、残された娘さんの ご主人でした。
メモリアルコーナーに飾られた お写真の多くは、美容関係の お仕事をされていた頃の物。
お美しい方でしたが、どこか悲しげで…時に挫けてしまいそうなことも おありだったと思います。
「道化師のソネット」の出だし…
「笑ってよ 君のために、笑ってよ 僕のために」
これは故人さまの、ご自分への応援歌だったのかもしれません。
人の顔は、生き方の履歴書と言われます。
辛く悲しいことがあっても、常に前を向いてこられた故人さまの生き方は、ご遺影の お写真に表れていました。
歳を重ねると、どうしても表情が乏しくなってしまいますが…
私も自分のために 表情豊かに笑っていたい。
そんなふうに思いました。
今日も無事に お見送りできて感謝でした🙏
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。