懐かしの昭和歌謡
今日はセレモニーの お仕事がありました。
昨日、リクエスト依頼の電話がかかって来ましたが、事務所の方は何だか困った様子。
というのは具体的な曲名があるわけではなく、1960年代の曲をというご希望。
「ピンキーと何とか…って とらひめさん、分かります?」と言われ…
それってピンキーとキラーズじゃないの?🤔
1960年代といえば私が生まれた頃です。
葬儀の担当者も事務所の方も、その頃は生まれていなかったようで…それでリクエストに困っていたのですね😂
ということで、その時代に どんな曲が流行っていたのかを調べました。
歌手でいえば美空ひばり、三橋美智也、坂本九、西田佐知子、由紀さおり、森山良子…それから初期グループサウンズ?
もっと他にもあると思いますが、手持ちの楽譜から その年代の曲を選んで演奏することにしました。
題しまして『懐かしの昭和歌謡1960年代〜とらひめセレクション』ですかね❣️
ピンキーとキラーズは名前が上がっていたから外せません。
彼らの代表曲といえば「恋の季節」でしょう。
とらひめ版ピアノアレンジは昨日、ブログに載せてありますので…そちらをご覧下さい🙇♀️
その他、選んだ曲は…
「アカシアの雨がやむとき」/西田佐知子
「見上げてごらん 夜の星を」「上を向いて歩こう」/坂本九
「夜明けのスキャット」/由紀さおり
「ブルーライト ヨコハマ」/いしだあゆみ
「今日でお別れ」/菅原洋一
「また君に恋してる」/ビリーバンバン
「君といつまでも」/加山雄三
これ以外にも数曲、楽譜を用意して会場入りしました。
お別れのシーンで「見上げてごらん 夜の星を」「アカシアの雨がやむとき」「今日でお別れ」を、出棺では「上を向いて歩こう」を演奏するとして、その他の曲は お客さまをお迎えする時に《いつものアレ》に混ぜて演奏します。
「夜明けのスキャット」は由紀さおりの代表曲。
これは私が歌いたいくらいですが😂
ワンコーラスは歌詞がないスキャットと呼ばれる形で歌われ、二番は歌詞がついています。
声の美しさが魅力の曲なので、ほかの歌手にはカバーできないですね。
ピアノアレンジで演奏するのも ちょっと無理があります💦
「また君に恋してる」は坂本冬美のイメージが強いですが、元はビリーバンバンの曲。
美しいメロディーで、昔も今も人気があります。
ピアノで弾いていても、メロメロになってしまう素敵な曲です✨
「アカシアの雨がやむとき」は西田佐知子の代表曲です。
今は ちょうどミモザアカシアの季節。
厳密に言うとミモザはアカシア属の樹木ではありませんが…
今日の我が地方は冷たい雨で、詞の内容と合っていたのではないでしょうか🍀
今日の故人さまは80代を過ぎた女性でした。
ピンキーとキラーズが活躍した時代の日本は、戦後の高度経済成長期。
世の中が希望に満ち溢れていた頃に流行った歌の数々は、若き故人さまの思い出の曲だったのかもしれません。
愛する お子さまたちに見送られて、故人さまは静かに旅立っていかれました。
今日も無事にお見送りできて感謝でした🙏


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