行き過ぎた お喋りは…老害⁉️
今日はセレモニーの お仕事がありました。
故人さまは90代後半の男性です。
リクエストは特になかったので、この年代の方に合わせた曲をセレクトして演奏しました。
故人さまが高齢でいらしたので、参列される方はシニアばかり。
皆さま久しぶりに お会いしたからか?お喋りに夢中です。
お式の前から、会場は賑やか。
開式の時間が近づいてきましたので、担当者から お式の流れや ご焼香の作法などについて説明があります。
いつもは携帯電話(スマホ)の音が鳴らないようにと お願いをしますが、今日は それに加えて
「大変厳粛な お式となりますので、私語は お控え下さい」とアナウンスがありました。
お式が始まり…担当者が何故そのような事を言ったのか納得😅
参列された方の中に、ずっと お喋りしている人がいるのです。
高齢でいらっしゃるから耳が遠いのか?本人は内緒話のつもりでも、ご自分の声の大きさが分からないのかもしれません。
お式は滞りなく進み、参列者による ご焼香の時間がやってまいりました。
それぞれが ご霊前に進み、焼香して席に戻られますが…その途中、知り合いを見つけては
「ヨッ✋」と話し始めて😅
いつの間にか会場はガヤガヤ。
すると突然「まだ お式は終わっておりません‼️💢」と導師さまが たしなめられたのです。
こんなの、初めて😳
お式の最中にもかかわらず、場をわきまえない参列者に 怒り心頭に発するという感じで💧
実は、葬儀中の私語はよくあることです。
特に高齢の方は その傾向にあって、珍しいことではありません。
(もちろん残念なことなのですが💧)
葬儀は大切な方を お見送る儀式ですが、懐かしい方々と久しぶりに再会できる場でもあるので、お喋りが止まらなくなってしまうのは分かります。
でも…あんまり楽しそうに お喋りしていると、お亡くなりになった方は彼岸に行かれないかもしれませんね。
やっぱり この世の方が楽しそう🎶と思ったりして😅
お喋りにはマイナスな面ばかりではなく、効能と言われている部分もたくさんあります。
だからと言って、好きなように お喋りしてよいわけではありません。
時と場合をわきまえない『お喋り』は、周りの人にとって迷惑なものです。
特に年齢が上がれば上がるほど、周囲に対して気を遣わなくなるのか、高齢の方ほど お喋りが多いような感じ…
残念ながら、それは あまり品良く見えませんし、行き過ぎた お喋りは老害になりかねません。
もちろん お喋りするのは、その人の自由です。
好きなように喋ってくれて構わないのですけれど、私は そうなりたくないなぁ…
まわりの人を不快にさせるようなシニアになりたくない。
お喋りに興じている方々を見ては、反面教師にさせていただいています😂
今日の故人さまは…ご無事に旅立たれたでしょうか?
滞りなく お見送りできて感謝でした🙏

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