いつもゴキゲンでいたいから…

自分らしくあるために。ジャンルを問わず、今日を書き留めていきます。

ゆく川の流れは絶えずして…

今日は少し遠くの会場でセレモニーの仕事がありました。
他の演奏者は遠くでの仕事を嫌がるらしいですが、私は あまり苦になりません。


そのホールは かつて結婚式場だった所です。
なので飾られている花(造花)も、あまり葬儀という感じがしません😅



私が お仕事をしている葬儀会社は冠婚葬祭に携わって来ましたが、コロナ禍よりブライダル部門は縮小。
結婚式場は殆ど葬儀用のホールに変わりました。



この会社は地元では老舗で、私の父や母の葬儀でも利用させていただきました。
(その頃はセレモニーピアニストはしていませんでしたけど💦)
お客さまの心に寄り添った葬儀を心がけている、良い会社です😊



さて、今日のリクエストは…


「赤いグラス」/アイ・ジョージ & 志摩ちなみ
「言葉にできない」/小田和正
「川の流れのように」/美空ひばり


以上3曲です。



赤いグラス/アイ・ジョージ・志摩 ちなみ(本人歌唱)


「赤いグラス」は単にムード歌謡かと思っていましたが、1966年に公開された同名の映画の主題歌だそう。
今では あまり聞かれなくなってしまったムード歌謡デュエット部門の名曲です。


父がよくムード歌謡を聞いていたので、私も それらの曲が大好きでした。
有楽町、銀座、赤坂、六本木…それは どんな所なのかしら?と子供心に憧れたものです。
東京の大学に通うようになってから、実際に訪れた時には ちょっと感動したなぁ…


今思えば、それは高級クラブがあった場所だったのですね。
高度経済成長期は賑わった それらの街も、最近では随分変わったようです。
ムード歌謡と同じように衰退していくのかしら…?
何だか寂しいですね😔



小田和正 本人 言葉にできない フル


「言葉にできない」は 小田和正のオフコース時代の名曲です。
とても息の長い曲で、彼がソロになってからも幾度となくセルフカバーされました。
今の小田さんも好きですが、私は初期の頃のオフコースが好きだったなぁ…
(もちろん今の小田さんも素晴らしいですよ✨)
幅広い世代に愛される この曲、セレモニーにはピッタリです。



川の流れのように


今や私の18番となった「川の流れのように」
本当に、何度演奏したか分かりません。
いつ聞いても良い曲ですね〜✨


〜ゆく川の流れは絶えずして、しかしもとの水にあらず。
淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためなし。
世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。…


これは有名な鴨長明の『方丈記』冒頭部分です。
流れる川の流れは絶え間ないが、しかし、その水はもとの水ではない…
つまり、世の中は常に移り変わりゆくものという意味。
「川の流れのように」の「川」はニューヨークのイースト・リバーだと作詞した秋元康は言っていますが、私には『方丈記』に思えてなりません。


自分も歳を重ねるにつれて、時の過ぎる速度が早く感じられるようになって💦
ムード歌謡も、オフコースも、美空ひばりも、ずいぶん過去の話になってしまいました。


今も いつかは思い出になる…
変化を受け止めつつ、今という時を噛み締めていきたいと思います。
今日も無事に お見送りできて感謝でした🙏



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今朝は早かったので ちょっとお疲れ気味で、甘いものが食べたくなりました。
先日作った きな粉ボーロをアレンジして、抹茶スノーボールを作ろうかな?😋



合間に安売りしていたパイナップルでパイナップル・ジャムも作りました🍍



昔の自分は何でも直ぐに買って来たのですけど、最近は優秀な調理道具があるので、お菓子もジャムもチョイチョイと作ることができます。



アップルティーと抹茶スノーボールで おやつタイムにしました。
よく見ると…抹茶スノーボールが うぐいす餅にそっくりですね🐦💦


美味しかった〜🥰
ごちそうさまでした🙏


抹茶スノーボール、抹茶好きの娘にも食べてもらおう🎶