いつもゴキゲンでいたいから…

自分らしくあるために。ジャンルを問わず、今日を書き留めていきます。

伊豆半島の旅〜番外編

私が日頃に接する人は限られていますが、旅行すると色々な人に出会います。
それは正に一期一会といわれるもの。
今回 伊豆半島への旅でも、印象に残る出来事がありました。


旅行2日目、堂ヶ島の洞窟巡りクルーズ船に乗った時、向かいに私たちと同じ世代の ご夫婦が お座りになりました。
おそらく ご主人のリタイア後に、夫婦で旅行を楽しんでいらっしゃるのでしょう。
クルーズの間、お二人とも楽しそうにスマホで写真を撮っていました。
奥さまは穏やかな雰囲気の方で、私たちに軽く頭を下げられ…
仲の良い ご夫婦の様子から、私たちも幸せの お裾分けを頂きました❤️


堂ヶ島から石廊崎へ向かう道は、曲がりくねったカーブの多い道。
平野に育った私は平地走行専門なので、このような道の運転は夫の担当です。
夫は山育ちですし、《とら夫号》は慣れた自分の車なのでスイスイ🚗💨


しばらく走ると、後ろにピッタリとコンパクトカーがくっついて来るのに気付きました。
夫は決してノロく走っているわけではなく(むしろ速すぎるくらい😅)なのに…まるで私たちを煽っているかのよう。
「どこのナンバー?『わナンバー』(レンタカーのこと)かな?」
確認したくても動いているので確認できません。
しばらく走った後、その車は曲がったようで…いなくなってしまいました。



石廊埼灯台から石室神社を回って駐車場に戻る途中、私たちとは逆方向に石廊埼灯台へ足早に向かう男性が。
すれ違う時にチラッと お顔を拝見すると…この方、どこかで お見かけしたような?👀
少し遅れて、先に行った男性を追いかける女性が通りかかり、私たちに軽く頭を下げて すれ違いました。


あら?この方たち、さっきクルーズ船で向かいに座った ご夫婦だわ😳


その後、石廊崎オーシャンパークでソフトクリームを食べて休憩している時、
「さっきの人たち、船で一緒にだったよね。ケンカでもしたのかな?」と夫が言いました。
そうなんです…仲の良い夫婦だと思っていたんだけど、違ったのかしら?🤔



アイスクリームを食べた後、駐車場に戻って《とら夫号》に乗り込もうとすると…
あれは…さっき追っかけて来たコンパクトカー‼️🚘
しかも乗っているのは先程のご夫婦です(もう岬から戻って来てたの?😅)
コソッとナンバープレートを確認すると、レンタカーではなく、関西地方の お車でした。


関西から石廊崎まで来るのは、長距離ですから大変です💧
無理な旅行計画のために、ものすごく急いでいたのかしら?


堂ヶ島から石廊崎へ来る途中に曲がったのは、絶景スポットを見るためだったろうけど…おそらく写真に収めるためだけだったのかな?
石廊埼灯台と石室神社のお詣りも弾丸ツアーのように行って戻ってきたのは、時間がなかったから?
ケンカしているように見えたのは、ご主人が のんびりしている奥さまに腹を立てたから?
……などと、余計なお世話ですが憶測してしまったのでした💧


私たちは車での旅行が多く、時間の自由が効くので目的地を多く設定しがちです。
そうすると「行っただけ」になって楽しめません。
車で動く時は、あまり目的地を詰め込まないで ゆとりを持つ方がいいと…最近やっと分かってきました😂
旅行の目的は それぞれですが、自分たちに合ったペースが大事ですよね。


それから…旅先でケンカになると、良い思い出も残念なことになってしまいます。
旅先で夫婦の意見が食い違うことは しょっ中ですが、「まぁいいや」と思ってスルー😅
ビュースポットへ行きたいと私が言っても夫は歩きたがらないし…それなら夫に待っていてもらって、自分で どんどん行っちゃう。
今回も恋人岬は1人で行きましたが、充分楽しめました。
でも、これって変なのかしら?🙄


1人旅と違って、誰かと旅する時は相手に合わせなければなりません。
その場合、ワガママを通さないで お互いを思いやることが必要ですよね。


あの ご主人も…もう少し奥さまを思いやってあげれば良かったのにな。
そうすれば雄大な太平洋は、もっとステキな景色として記憶に残っただろうに…


と、余計な お節介ですが、そんな風に思いました。