歌うこと
今日はスクーリングの日で、9時半から夕方6時近くまで授業しなければなりません。
私が教えている専門学校では保育教諭の免許が取れないので、短期大学の通信制を利用しています。
その場合、学生は年に数回 本校へスクーリングを受けに行かなければならないのですが、遠方まで行くのは大変なので、私が代行するというシステム。
1日に90分の授業を6コマするのは過酷なのです😅
久しぶりに今日は在宅の夫と、自分の お弁当を作りました。
今日は学科担当から歌の授業をして欲しいと言われています。
私はピアノを弾く仕事をしていますが、本当は声楽科の出身😅
歌の授業をするのはコロナの時以来、久しぶりです。
学生はカラオケへは行くけれど、真面目な?歌を歌うのは 照れもあるのか苦手なようで…
どんな風に声を出させたらよいか、昨日は色々と考えました。
お昼ご飯を食べた後は気分も上がってくるので、午後一番の授業で歌をしようかしら?
学科担当の先生からは短期大学のテキストを使うように言われています。
このテキストの教材は本当に古臭いから あまり使いたくないのですけど💦
仕方ないから(一応 短大の授業だし)コンコーネは歌わせようかなぁ…
歌の授業に入る前にジャンケンの手遊び歌をすることにしました。
『わらべ歌』は今の時代にも歌われているのかな?
「せっせっせ〜の ヨイヨイヨイ」で始まる手遊び歌と言えば…『オチャラカ ホイ』ですね
♪おちゃらかほい〈振り付き〉ー ♪おちゃらかおちゃらかおちゃらかほい~【日本の歌・唱歌】
ジャンケンして勝った人は座り、負けた人同士で再度『オチャラカ ホイ』をしました。
これが意外と盛り上がって教室は大騒ぎ😂
続けて『お寺の和尚さん』
良く知られている手遊び歌ですが、これは地方や時代によって色々なパターンがあります。
「お寺の和尚さん(スタンダードバージョン)」童謡・手遊び歌(保育園・幼稚園向け)
👆これはスタンダードバージョンだそうですが、私の場合「花が咲いて」の後は「実がなって〜、ぐるぐる回してジャンケンポン」でした。
学生に訊いてみると、私と同じバージョンの子は2人。
他の学生は平成バージョンと呼ばれるパターンだそうです😳
「お寺の和尚さん(平成バージョン)」童謡・手遊び歌(保育園・幼稚園向け)グーver
他にも救急車で運ばれると言う物もあり…
おてらのおしょうさん お寺の和尚さん <振り付き><手遊び>
…ってコレ、長くない?😂
『わらべ歌』は演歌と同じ日本古来の音階でできています。
演歌の方は最近廃れ気味ですが💦『お寺の和尚さん』は今の子たちにも受け入れられ、どんどん変わっていました。
これから更にどんな風になるのか?興味がありますね😊
さて…少し気持ちがほぐれたところで、呼吸法と発声法を実践しました。
テキストの中から、コンコーネ1番を皆んなで歌います。
CONCONE 50 No.1【Medium voice】Solmization op.9
コンコーネとはイタリアの声楽教師ジュゼッペ・コンコーネが作曲した声楽の教則本。
私も受験の時は う〜んと勉強しました😂
50番、25番…といくつかシリーズがあって、これは50番の第1曲目。
今日は全員、1人ずつ前に出て、皆んなの前で歌ってもらいますよ🎶
その後は、皆んなの大好きな曲を歌いました。
小学生から高校生の教科書に必ず載っている『Believe』
懐かしいな〜🥲 生徒と一緒に何度歌ったことか…
この曲はNHKの『生き物地球紀行』のエンディング・テーマでした。
確か2000年の少し前?くらいに流行ったと思います。
当時、小学生だった娘は この曲が大好きでした。
そして、今の学生にも絶大な人気があります。
最後に歌のテストをして、今日の授業は おしまい。
私の声もすっかり枯れて…歳をとったなぁと実感しました😂
こうしてみると、やっぱり みんな歌うのが大好きです。
歌は神さまが私たち人間に与えてくれた最大の楽器。
上手 下手は関係なく、好きであることが一番なのですけど…
どうしても恥ずかしさがあって なかなか自由に歌えないですよね😅
でも、皆んなで歌うのは楽しいし、仲間意識も生まれます。
教える側からすると、歌の授業は難易度が高いのですが…満足気な学生の顔を見たので、また歌の授業をしようかなぁ…
(退職まで残り少ないけど😅)
いや〜…歌って素晴らしいですね✨
私も楽しかったです😆



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