昔の名前
今日はセレモニーのお仕事がありました。
事務所から依頼があった時、喪家さまの お名前を見てビックリ。
それは私の旧姓だったのです😳
しかも その場所は15年前に私の父の葬儀で使用した会場。
これも何かの縁かしら?と思ってしまいました。
私の旧姓は珍名ではないのですが、あまり目にすることはありません。
久しぶりに旧姓に出会って、懐かしいというか…ちょっぴり複雑な気持ちになりました。
私は2人姉妹の妹ですが、姉が末っ子長男の所へ嫁に行ってしまったので跡取り娘になりました。
実家の姓は父の苗字です。
母は この苗字に こだわりましたが、夫は仕事の都合上、姓を変えるのは不可能でした。
今でこそ夫婦別姓の可能性や事実婚などの選択肢はありますが、当時は結婚すれば どちらかの姓を名乗るのが普通だったのです。
それで旧姓に それほど愛着がなかった私は、夫の苗字になりました。
旧姓はアイウエオ順でいくと最初の方だったのに、新しい苗字は最後の方で…それが いつまでも馴染めなかったです😅
当時は苗字が変わると、結婚した証のような感じでした。
女子校時代の同窓会名簿は 私たちの年齢が上がるにつれて、カッコ書きの旧姓の記載が増え(婿養子を迎えた場合は、苗字が変わらなくてもカッコに旧姓を書いていた)…いつの間にか友だち同士でも新しい苗字に馴染んでいった感じです。
1クラスに40人の女性がいれば、その人生は さまざま。
仲の良かった友だちは、40代に入ってすぐに御主人のDVが理由で離婚しました。
別れたのだから旧姓に戻るだろうと思っていましたが、彼女は御主人の苗字を選択。
あんなに酷い目に遭わされたのに、どうしてだろう?と不思議でした。
私が旧姓を名乗ったのは25年間。
どちらかというと固いイメージの苗字だったので、あまり好きではありませんでした。
今の姓になってからは35年で…こちらの方が長くなったので愛着があります。
もし夫と別れることになったら、私はどちらの苗字を名乗るのかしら?
今さら変えるのも面倒だし…やっぱり今のままでいくような気がします😅
我家は一人娘。
結婚する気配すら ありませんが💦
もし彼女が結婚したら、この苗字は消えてしまうのかもしれません。
でも今は夫婦別姓も選択肢の一つであるのでしょうか?
娘に それとなく訊いてみたら、やはり自分の苗字には愛着があるようで…変えるというのは視野に入っていないと言いました。
今の姓は珍しい方だし、学生時代の友だちは皆んな苗字で呼ぶからだそうです。
私としても、この苗字が残って欲しいなぁ…
う〜ん…
それを思うと、母も同じ思いだったのかもしれません。
今日、『〇〇家』と書かれた自分の旧姓を見て、それを残さず実家仕舞いをしてしまった自分は 親不孝だったなぁと思いました。
でも、それは仕方がなかったのだけど。
家父長制が色濃く残っていた時代、苗字は大事でした。
でも、これからの時代は もっと変わって来るだろうし、名前についても もっと自由であって欲しいと思います。
*****************************************
話は変わって金色のキノコちゃん🍄
傘が開くかも?と思っていましたが、昨夜は少し頭が垂れてしまいました💧
そして今日は倒れかかっています💦
どうして?まだ幸せは訪れていないんだけど🥺
夫曰く「水をたっぷりあげたら倒れちゃった」って💧
ええ?水をかけたの?😅
幸せまで倒れちゃったじゃないの🤣
ということで、《とらひめ家》の儚い幸せはキノコとともに倒れてしまったのでした😂
宝くじくらい買っておけばよかったな…
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。