相対評価から絶対評価へ気持ちをシフト

2024/07/22 22:32

私は何かにつけ、評価を求めてしまうところがあります。
他の人より上の位置にいたい…多くの人がそう思うでしょうけれど、私の場合それが顕著過ぎるのかもしれません😂
よく言えば負けず嫌いの性格。
人と競うことは、モチベーションを保つ上で必要なのです。

競争に勝って1番を取れば、最高の評価であることに間違いありません。

点数の競争による順位付けは、何人かの中で競わせることなので、『相対評価』と言います。
平均点を50として、平均からどれくらいの差があるかを表した数値が『偏差値』。

私の地方では偏差値によって進学できる高校が細分化されていました。
中学まではまあまあの成績だったのに…偏差値によって輪切りされて進学した高校では、勉強しても上位に入るのは難しく💧
すっかりヤル気をなくした私は、得意だった音楽の道に進みました。
音楽は5教科のように点数や偏差値に左右されません。
音楽を始め、芸術というものは、そのものの良さを問う『絶対評価』だからです。

ですが本来、競争とは無縁であるはずの音楽でも、誰かと競う場合には点数を付けて、優劣をハッキリさせなければなりません。
そういう時には評価する人、つまり審査する人間の思惑が大きく影響します。

純粋に『良さ』を評価されるなら理想なのですが…人の心とは不確かなもの。
音楽の世界にも派閥があって、有力な先生の門下生はコンクールで上位入賞するとか、審査員に賄賂を渡して点数加算を依頼するということもありました。

絶対的な『芸術の神様』がいて、公明正大な評価をしてくれたらいいのに。
何度そう思ったか知れません😂

他の人と競争するのは嫌いではないけれど、負けたくない。
そんな私が大人になってどハマりしたのはゲームでした。
ゲームは頑張ってプレイすればそれなりの結果が表れて、達成感や満足感が得られます。
まだネットが今ほど普及していなかった頃のゲームは、自分1人でプレイしていたので誰かと競うこともなく…
どちらかというと『絶対評価』に近い形でした。

それがネットで他者とオンラインで繋がると、プレイヤー同士が競えるように。
いわゆるソーシャルゲーム(ソシャゲ)の誕生です。
ソシャゲでは誰かと競争するので、他者より有利になるデータを買う…つまり課金できる人が勝つ仕組みになる、というのは以前ブログでお話した通り。

つまり、ゲームにおける競争はお金をかけられるかどうかの『相対評価』になってくるのです。
こうなるとストレスばかり😅

もっと毎日を気持ち良く過ごしたいなぁ…
そこで、今iPadに入っているアプリやSNSとの付き合い方を見直そうと思いました。

ここで基準になるのは、私が楽しめるかどうかということ。
誰かから評価されたり、誰かと競争するのはもう止めようと思いました。

城ゲームの方は最終目的である王様になれたので、今は海外のゲーム友だちとの交流が主。
これはゲームのサービス終了まで楽しんでいいかな？
ピクミンブルームは、自分の旅の記録も兼ねているから続けたいし…

迷ったのは、多くのブロガーさんがプレイしているDuolingo。
英語学習のため…というか、ヨーロッパの友だちと自由に会話したくて始めました。
最初はランクもどんどん上がって楽しかったのですが、時間が取れなくて先々週に初めてリーグ降格となってしまったのです。
その後、どうしても上のリーグに上がりたくて必死で勉強し、やっと最高リーグまでたどり着きました🙌

でも…何だか疲れてしまったのです💧
勉強するのは好きだけれど、自分ペースでやりたいな。
誰かと競争するのはもう疲れました…
相対評価されるより、自分が楽しめるかという絶対評価でありたい。
とりあえずここまで来たから満足かも？と思って、Duolingoを削除してしまいました🤣
頑張っている皆さま、スミマセン🙇‍♀️

改めて考えてみると…
これから自分が大事にしたいのは、自分自身の満足度だと思いました。
誰かと比べたり競争するのではなく、私が楽しめるか？ハッピーか？それが大事なのだと思います。

それはお金においても同じこと。
たくさんのお金を持っているから幸せなのではなく、幸せでいられるお金があればいいんじゃないか？
確かにお金を多く持っていることは安心感に繋がるのですけど、安心感と幸福感はちょっと違うと思うのです。