普通に歳を重ねられることが幸せ
私には6歳年上の姉が1人います。
たった1人の姉ですが、ずっと連絡を取っていません。
それは前にブログでお話したように、姉がパーキンソン病に罹っているからです。
最後に話をしたのは3年くらい前でした。
姉の様子を知りたければ、電話して義兄に尋ねれば良いだけのことですが、大変な状況であることは分かっているので…連絡できないままでいます。
お姉ちゃんはどうしているのだろう?生きているのか?それすら分かりません。
先日、(ここでは言えませんが)ある人の盾で、姉の今の状態を聞くことができました。
それによると…
病気は かなり進行したけれど、義兄の献身的な介護によって、現在も自宅で過ごしているようです。
しかし病気のせいで精神症状や認知症を合併しているので、同じ敷地に住む息子の お嫁さんとトラブルになったり…周りから理解が得られていない状況なので、全て義兄が担っているということでした。
想像はしていましたが、かなり厳しい状態のようです。
私と会っても、分かってもらえないかもしれない…。
それを知り、正直言って堪えました。
病気になる前、姉は認知症だったお姑さんを一生懸命介護していました。
その経験から、自分が病気を発症した時、身内の手を煩わせるくらいなら、自分1人で施設に入ると言っていましたが…
当時、50歳を超えたばかりの姉を受け入れてくれる施設はありませんでした。
姉は病気が進む前に、公正公証人を頼んで遺言書を作り、自分が相続した土地を売却処分して、家族や私に迷惑がかからないように準備していたようです。
でも、姉が一番恐れていた《義兄に自分を介護させたくない》ということは…避けられませんでした。
この先、姉はどうなるのか…
介護がいつまで続くのか分かりませんし、1人で姉を支えている義兄も心配です。
と言っても私に何かできるわけではなく…
それを思うと昨日は なかなか寝付けませんでした。
私の実家は母方の家系は身体が弱く、姉や私を含めた4人の従姉妹のうち、何事もなく還暦を迎えられたのは私1人です(正確には還暦まであと2ヶ月ありますが💦)。
こうして考えてみると、普通に歳を重ねられるのは奇跡な事なのかも?しれません。
今日も お昼ご飯は定番の冷やし中華。
それを食べながら、「私たちは病気じゃなくて良かったね」と夫と話しました。
本当に その通りで…私の健康な身体は、両親から頂いた最高の贈り物だったと思います。
とは言え、少々古くなっているのでメンテナンスは必要ですが💦
今日、畑で今季最初のオクラを収穫してきました。
キュウリも2本、ピーマンは3個、今日もサヤインゲンはバケツに1杯😂
「畑仕事をしていると、お年寄りは悪いことは言わないのよ」
そう言っていた姉を思い出します。
土地付き 家付き 祖父祖母付きの旧家に嫁いだ姉らしい言葉でした。
空の上にいる お父さん、お母さん…どうか お姉ちゃんと お義兄さんを護って下さいね🍀
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