背もたれ難民
我家のダイニングセットは30年前に買ったシンリー(Shin Lee)というメーカーの物です。
その頃、私はインテリアに凝っていて、購読していた雑誌に載っていた丸テーブルのダイニングセットに憧れていました。
そんな時、家の近くにあった家具屋さんでシンリーのダイニングセットに出会ったのです。
それはイギリス伝統のウィンザーチェアーとセットになっていました。
⬆️この写真は借物で、我が家のダイニングセットとは天板が少し違いますけれど💦同じような感じです。
当時、そこそこの お値段だったので、我家にとって かなり贅沢だったという記憶😅
30年も使ってきたので、塗装は少し剥げ、キズも いくつか付きました。
でも さすがメーカー製の良品だったようで、30年過ぎた今でもガタつきがありません。
私が特に気に入っているのは丸いテーブルと、ウィンザーチェアーといわれる椅子の形。
ウィンザーチェアーというのは、イギリス生まれの丸い形の背もたれを持つ木製の椅子だそうです。
⬆️これが我家の椅子。
若い頃は特に問題もなく座っていましたが、私たちの年齢が上がるにつれ、座り心地が微妙になってきました。
椅子の座面は大きくて奥行きがあるので、本来は体格の大きい人向けなのかもしれません。
実際にシンリーはイギリス資本によって中国(香港?)で家具生産をしていたメーカーのようなので、対象となるのは欧米人だったのかしら?
最も難しいのが背もたれと身体のバランスです。
普通に座っていると背部の奥行きが広いので背中が丸まってしまい、腰痛になることも多くなりました😅
私はダイニングに長時間座っているので、もっと身体にフィットした椅子に買い替えるべきなのかもしれませんが…
椅子だけ別物になると統一感が失われてしまう気がするので、やっぱり これを使い続けたい。
私がオバアチャンになって、この家に1人で住むようになった時…家族で過ごした記憶を持つ このダイニングセットで食事をしたいのです。
ということは?何らかのアイテムを使って座り心地を改善するしかありません。
しばらく前から座面はニトリの高反発クッションを、背もたれにはジェルクッションと低反発クッションを使ってきました。
でも、なかなか思うような座り心地は得られていません。
座面はクッション次第で何とかなりますが、問題は背当てクッション。
ウィンザーチェアーは背面が丸く広い形なので、背当てクッションを結びつけて固定することができないのです。
でも…今日ニトリのアプリを見ていたら、良さそうな背当てクッションがヒットしました。
って…これはオフィス用ですけど💦
パッと見た感じ、ゴムの長さが調節できるらしいからウィンザーチェアーにも使えるかも?
今のクッションは潰れて形が変になってしまったので、これを使ってみようかな…
ということでニトリへ ひとっ走り🏃♀️💨
さっそく椅子にセットしてみました。
後ろから見たら こんな感じです。
試しに座ってみると…う〜ん…65点といった感じ?
長い時間座ってみないと、本当のところは分かりませんが…
でも、こんなにクッションを くくり付けていたら、美しいウィンザーチェアーの形がもったいないですよね😂
私の好きな言葉《用と美》を兼ね備える椅子って難しいと思いました。
背もたれの悩みは まだまだ続きそうです。
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