いつもゴキゲンでいたいから…

自分らしくあるために。ジャンルを問わず、今日を書き留めていきます。

占いの話🔮

私は子どもの頃、占いが大好きでした。
当時読んでいた少女マンガ雑誌の『りぼん』や『La La』には星占いのページがあって、毎月楽しみに読んでいたものです。
少女時代に気になるのは、やっぱり恋愛欄。
好調と書いてあればワクワクし、あまり良くないと言われればガッカリして…
我ながらカワイイものでした😂



大学生の時、《新宿の母》の占いが大人気。
《新宿の母》とは伊勢丹新宿本店横で占いをしていた栗原すみ子さんのことです。
とにかく良く当たると評判だったので、大学の先輩が占ってもらったという話を聞きました。
いいなぁ…私も占ってもらいたい😍
しかし《新宿の母》の占い料は高額で、貧乏学生の自分に とても払える金額ではありませんでした。


その頃、私が占ってもらいたかったのは、自分の未来についてです。
私の夢はプロの演奏家になることだったので、大学卒業後は大学院へ進むか、海外への留学を希望していました。
でも父は私が卒業と共に定年退職なので、東京に居続けるのは経済的に難しい話。
それに長女ながらにして長男の家に嫁いだ姉に代わって、ゆくゆくは私が実家を継がなければなりません。
当時、教員採用の1次試験に合格していましたが、2次はこれからです。
しかも2次試験に合格しても、本採用されるかどうか分からないという状況でした。


自分の未来はどうなるのか…知りたい。


先日、東京行きのブログで お話したように、その頃の私は池袋のサンシャインシティでアルバイトをしていました。
そこのエレベーター脇にも占いスペースがあり、3つほど席が設けられていて占い師さんが座っていたのです。
気になるお値段は、1件につき1,000円‼️
これなら学生の自分にも払えるかも?でも…たくさんの人が通る所で座る勇気がありません😅



そんなある日、バイト帰りで遅くなった時に占いコーナーの前を通りかかると、1人の占い師さんが座っていました。
お客さんも居ないし…👀 占ってもらおう‼️
私は占い師さんに自分の生年月日と姓名を伝え、それを元に自分の将来について占ってもらいました。


占いの結果は…


あなたは今の地に縁がないので、地元に帰る方がいいでしょう。
家族との縁が薄いので、将来は両親と一緒に住むことはないでしょう。
仕事運に恵まれるので、一生働き続けた方が良いでしょう。
24〜26歳は好機で、大きな人生の変化があるでしょう。


…とまぁ、こんな感じだったのですが💧なかなか自分には受け入れられない内容でした。
占いは当たるかどうか分からないし、全てがその通りになるとは限りません。
信じるかどうかは自分次第ですよね。


その後の私は、大学院進学も留学も諦めて地元に帰って教師になりました。
仕事を一生続けるつもりでしたが育児退職し、復職しましたが非常勤(とりあえず仕事は継続😅)。
25歳で結婚したと同時に母は亡くなり…跡取り娘でしたが、父が亡くなるまで実家に住むことは叶いませんでした。
長い目で見れば、占いは当たっていたのかもしれません🤔



40代に入った時、その時も人生に迷っていました。


当時は父が病気で入院中。
この先、父は退院できるのか?そうしたら介護施設を探さなければなりません。
父亡き後、実家を継がなければならないけれど、夫は非協力的だし…離婚してでも実家に戻るべきだろうか?


私と家族、実家がどうなるのか…知りたい。


そこで知人を介して、四柱推命占いをしている人に、家族まとめて みてもらいました(占ってもらったことは家族に内緒)。


その結果は…


あなたは強運の持ち主です、55歳頃から仕事で花開くでしょう(遅いな…😅確かにセレモニーピアニストの仕事を始めたのは55歳の頃だった)。
姉は、生まれながらにして苦労の多い人でしょう(占い通り、難病になってしまった😓)。
父は長くないかもしれません、あなたは実家に帰ることになるでしょう。
夫はワガママな人なので、あなたはそれに苦労するでしょう(ホントだ🫢)。
娘は超強運の持ち主、30代後半に少し運気が落ちるが、持ち直すから大丈夫。
娘は4〜5月、私は6〜7月が天冲殺なので気をつけましょう。


…こんな感じです。


占いの通り、娘はいつも新学期が始まる頃の4月、5月に問題を起こしました。
自分は入梅の頃から梅雨明けの頃に決まって体調を崩します🐌
これは天冲殺の時期だからなのかもしれません。


父についても当たっていました。
間もなく父は病気で亡くなり、私は実家を継ぎました。
やはり…占いは当たっていたと思います。



でも、本当に全ては占い通りになるのでしょうか?
考えてみれば…私が占いに頼ったのは、自分の道を進むのに迷ったり、悩みがある時でした。
私は決断を迫られた時、誰かに背中を押してもらうために、占いのチカラを借りたのかもしれません。


若い頃は、まだまだ自分の人生が続いて、その先に何が起きるのか不安なものです。
どうやって生きていくか、決めなければならないことがたくさんあって…決断に迷った時、進むべき道を照らしてくれることを期待して占いに頼るのかもしれません。



私の人生では、大きな出来事はほとんど終了して、あと残っているのは自分の老後がどうなるか?でしょうか。
いつまで生きるかは、あまり関係ないような気がします。
どうせいつかは死ぬのだし…
《とらひめハウス》がこの先どうなるか?心配や不安がないと言えばウソになりますが…なるようにしかなりません。
もちろん、先のことを考えて、ある程度は心づもりをしておかなければなりませんけれど。


というわけで、今の自分に占いは必要がなくなりました。
ちょっとツマラナイ気もします。昔はあんなにドキドキしたのに…。
これが歳を取るということなのでしょうかね〜🤣


ただ、6〜7月は気をつけなければならない時期だということは、心に留めています。
体調を崩さないように、変な事案に巻き込まれないように用心しなければいけませんね。


もうじき6月です。
昨日今日のように湿度が高くなってムッとした暑さがやって来ると…何となく気が滅入ってしまう🌀
何か楽しいことを考えて、美味しい物を食べて、テンションアップを狙っていこうっと⤴️