いつもゴキゲンでいたいから…

自分らしくあるために。ジャンルを問わず、今日を書き留めていきます。

ひな祭り〜次女の思い

今日は3月3日、雛祭り。
雛祭りが来ると、もう春はすぐそこに。



私にとって雛祭りというと、亡くなった母の思い出ばかりです。
母は季節の行事を大切にする人でした。
子どもの頃、家にあった お雛様は、いわゆる《立ち雛》というもの。


↑↑ この写真によく似ていました。
お内裏様とお雛様だけのコンパクトな物でしたが、母は大切にしていました。
お雛様を出す頃、庭の白い花桃が咲き始めます。
「桃の花は赤が多いけれど、我家の桃は珍しい白い花なんだよ」と母はよく言っていました。


でも子どもの私は赤い桃の花が好きだったし、友だちの家にある5段飾りの華やかなお雛様が羨ましかったな〜🤣



母が亡くなり、実家を出て何年か過ぎて雛祭りを迎えた時、そういえば我家のお雛様はどうなったのだろう?と思いました。
もし、まだ残っているなら、母との記憶と共に手元に置きたい。


実家の父にお雛様の在処を尋ねると、姉に持たせたと言います。
でも、私はそんなことを聞いていないし…
それに姉の子どもは男の子が2人で、女の子はいません。
お雛様は必要ないんじゃないの?


そこで姉にお雛様のことを訊いてみました。
姉が言うに、父が「このお雛様はお前の物だから」と言ったので受け取ったそうです。


ええ〜?このお雛様って、お姉ちゃんの物で、私のじゃなかったの?😱


そう思ったら、何だかスーッと冷めてしまったのです。



父も母も、姉と私を分け隔てなく大切に育ててくれましたが、やはり長女って大事なのですね。
考えてみれば、長男長女はその家の子ども代表です。
次男次女は長男長女の存在にかないません。
同じ事をしても、親にあまり認めてもらえず…同じ家の子どもなのに、なぜ?と思いながら育ちました。
大人になって その思いは薄れたけれど、やっぱりそうだったのか〜という気持ちで💧


それ以来、雛祭りは自分にとって微妙な行事になってしまいました。
次女の悲哀を思い出してしまうから…


今、我家には父が買ってくれた娘のお雛様があります。
マンションに住んでいた頃は飾るスペースがなかったり、猫にイタズラされたりで、せっかくのお雛様も日の目を見ることができませんでした。
そして今年は…飾ることを忘れてしまい💦今日は雛祭りです😂


両親が亡くなってずいぶん経ちました。
次女の悲哀は忘れて、そろそろお雛様を普通に楽しんでいいかな?
そんなわけで、今日買物の時に手鞠寿司を買いました🍣



広告の品だったので、お味はイマイチだったけど💧
来年は自分で手鞠寿司を作ってみようと思います(寿司飯も作ったことがないのに🫢)。


お雛様も…来年は自分で手作りしてみようかな♫


『来年のことを言うと鬼が笑う』👹と言いますが…
やってみたいことが沢山あるのは幸せなことだ❣️と信じて😂