いつもゴキゲンでいたいから…

自分らしくあるために。ジャンルを問わず、今日を書き留めていきます。

永遠の若大将

とらひめ

今日はセレモニーの お仕事がありました。

今回はリクエストが3曲あります。

そのラインナップは…


「風になりたい」/THE BOOM

「お嫁においで」/加山雄三

「川の流れのように」/美空ひばり  以上3曲です。


最初は「サライ」(加山雄三&谷村新司)にリクエストをいただいたのですが、その後「お嫁においで」に変更されました。


故人さまは80代前半の女性。

加山雄三のファンで いらしたのかもしれません。

「サライ」は私のレパートリー《いつものアレ》の1曲なので、演奏させていただこうと思います😊



今回のリクエストは比較的アップテンポの曲が多いので、どのようにして葬儀という場に合わせるかが難しいところ。

音を少なめにして、テンポを落として演奏しようと思います。




風になりたい〜ピアノソロバージョン


「風になりたい」はTHE BOOMが日本のサンバを作りたいという思いから作曲しました。

ご存知の通りサンバはブラジルの民族音楽で、打楽器を鳴らして踊りながら歌うタイプの曲です。

高校音楽の教科書にも載っていて、生徒は皆んな この曲が大好きでした。

でも…ちょっと葬儀には演奏するのが難しくて💧

YouTubeの方はアップテンポで弾きましたが、本番は もう少し大人しく演奏しました。




お嫁においで〜ピアノソロバージョン


この曲は後に同名の映画の主題歌になったそうです。

これもアップテンポで、お葬式向きではありませんが💦

故人さまの お好きだった曲ということで演奏させていただきました。




君といつまでも〜ピアノソロバージョン


こちらはリクエストではありませんが、前の2曲がアップテンポだったので…ゆったりとした曲が欲しいかな?と思って😅

この曲がヒットしたのは1965年だそう。

「幸せだなァ…ボクは君といる時が一番幸せなんだ」というセリフは有名です。

当時1歳だった私は、このセリフが始まると加山雄三のマネをして、鼻の横を人さし指でさすっていた…と、よく両親から聞かされました(けど、私は全く覚えていません😂)



「お嫁においで」も「君といつまでも」も、作曲は弾 厚作(だんこうさく)となっていますが…これは加山雄三が作曲する時のペンネーム。

(尊敬する作曲家 團伊玖磨と山田耕筰から とっているのだそう)


加山雄三は多彩な人で作曲だけでなくウクレレ奏者としても活躍し、鉄道マニアでゲーマーだとか。

運動神経抜群で英語も堪能、絵画では画集も出版し、料理も お上手なのだそうです。


音楽では桑田佳祐や山下達郎、さだまさしなどに敬愛されているのだとか。

「サライ」は谷村新司とデュエットでしたよね。

こちらの曲は、いずれまたYouTubeにアップしたいと思っています。


そんな若大将も今年で米寿を お迎えになりました。



コンサート活動は2022年末で引退されましたが、現在でも音楽活動は続けていらっしゃるのだそうです。


私もブログの紹介文にある通り…人間の引き出しは多くありたいと思っています。

加山雄三には とても及びませんが💦

何にでも興味を持ち、前向きに取り組むことが、いつまでも若くあるためのコツですよね。


そんなことを思いながら…

故人さまが好きでいらした加山雄三の曲と、人生の流れを歌う 美空ひばりの「川の流れのように」を演奏せていただきました。


今日も、無事にお見送りできて感謝でした🙏