音楽ってものにワクワクしていた頃
今日は1年生のスクーリング(集中講義)です。
昼休憩を挟んで90分授業を5コマするのは、体力勝負の大仕事。
還暦を超えた私には なかなか厳しいものがあるけれど、そうも言ってられません😅
今日は在宅の夫と、自分の お弁当を作りました。
オカズは昨夜作ったハンバーグ、大根葉の抜き菜、カボチャの煮物…畑で獲れたものばかりです🎃
今回は学科主任から楽器を使って授業してほしいとリクエストがありました。
学校では色々な楽器を少しずつ揃えてきたので…是非とも それを使ってほしい、とのことです。
確かに保育現場に出た時、楽器の扱い方を知らないのでは困りますからね〜。
ということで、今日 学生とチャレンジしたのは木琴や鉄琴の類。
木琴はシロフォンと呼ばれます。
木でできた音盤という細長い棒状の板の下に共鳴管(パイプ)が付いていて、叩いて出た音を響かせる仕組み。
共鳴管がもっと大きくて長いタイプはマリンバと呼びます。
音盤を叩くのは、マレットというバチ。
音盤が鉄でできているものを鉄琴と呼びます。
仕組みは木琴と同じですが、ペダルを踏むと音を長く響かせられる…ちょうどピアノのペダルと同じ感じかな?
音を響かせる時、電気を使って音を増幅させるタイプの鉄琴はビブラフォーンと呼ばれます。
こちらは共鳴管を持たない卓上タイプのグロッケン。
音色はキラキラと澄み切っていて、クリスマス・ソングでは大活躍します✨
今日は学生全員交代で それぞれの木琴・鉄琴を使い、「カエルのうた」を演奏しました。
初めて これらの楽器を触る子もいて、皆んな大騒ぎです。
音盤の代わりに友だちの頭をマレットでポコポコしたり…😂
そんな学生の姿を見ていたら、自分が子どもだった頃を思い出しました。
私の父はピアノ技術者でしたが、扱う楽器はピアノだけでなくて…学校と同じタイプの、共鳴管を持った大きな木琴が家にあったのです。
我家では マラカスやタンブリン、子供用の小さなギターが、オモチャの代わりに玩具箱に入っていました。
家にはなくて、学校で初めて目にした楽器は、弾いてみたくてワクワクしたものです。
色々な楽器でドレミファソラシドと弾けた時は…嬉しくて楽しかったな〜🎶
でも、いつからか?たぶん音楽が仕事になってからは、そんなワクワクがなくなってしまったような気がします😅
そんな私ですが、今日は学生と一緒に木琴・鉄琴を弾いて、子どもの頃に帰ったようで楽しめました。
(…って仕事なんですが💦)
音楽は自分にとって いつもワクワクできるものだった…その気持ちを忘れちゃダメだなぁと、ちょっと反省です。
しかし、5コマの授業ぶっ通しは疲れました〜
音楽のおかげで心は子どもの頃に帰れたけど、身体は しっかり年老いているのですね😂
今日も お疲れさまでした〜🍻
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。