人生いろいろ〜信じる心も いろいろ
毎年、暑い今の時期は お亡くなりになる方が少ないので、私がピアノを弾く機会も あまりありません(葬儀会社は お盆で忙しいですが😅)。
そのような中、今日は今月2回目の お仕事がありました。
今回は前日になって、急遽リクエストが4曲。
そのラインナップとは…
「川の流れのように」/美空ひばり
「ふるさと」/岡野貞一
「朝はどこから」/岡本敦郎
「人生いろいろ」/島倉千代子 以上4曲です。
「川の流れのように」と「ふるさと」は以前も ご紹介したことがあるセレモニーの定番曲です。
今回初めてリクエストいただいた「朝はどこから」。
う〜ん…この曲は よく分かりません💧
何となく?父が生前に好きだった懐メロの番組で聞いたことがあるような気がします。
楽譜があれば演奏できるけど…と言うと、さっそく事務所から楽譜が送られてきました😅
この曲は敗戦直後の日本を元気づけるために、朝日新聞が鑑賞付きで募集した『健康的なホームソング』の第1位に選ばれた曲だそうです。
1946年にコロムビアレコードから発売されました。
歌ったのはコロムビアレコードのオーディションでコロムビアに入社した岡本敦郎で、これが彼のデビューとなりました。
岡本敦郎といえば、私には「白い花の咲く頃」のイメージです。
父がよく歌っていたなぁ…懐かしい☺️
今日の故人さまは父と同い年。
デイサービスで この曲を良く歌われていたのだそうです。
島倉千代子の代表曲「人生いろいろ」は、彼女の比較的新しい曲でした。
「東京だヨ、おっ母さん」「この世に咲く花」「からたち日記」などに比べてアップテンポの、ちょっと意外なイメージの曲だったのですけど、作曲は浜口庫之助だったのですね〜。
セレモニーでは この世代の方からのリクエストが多くて、以前にも演奏したことがあります。
でも、お葬式という場では なかなか演奏しにくい曲の1つ😅
このタイプの曲は演奏しているうちに、どんどんテンポが早くってしまって💦
YouTubeにあげた録音も かなり早いですが、本番では もう少し控えめにテンポはゆっくりで しみじみ感が出るように演奏しました。
今日の お式は神式です。
ひと口に神道と言っても、色々な宗派があり(神道大教、黒住教、金光教、天理教、御嶽教など)、今回は その中の とある宗派の司式で行われました。
通常、神式の お式では予め録音された雅楽のBGMを流しますが、今日は珍しいことに教会員の方が和楽器を演奏。
西洋音楽を勉強してきた私にとって、生演奏の雅楽は新鮮で…興味深く拝聴させていただきました😊
故人さまも喜んでいらっしゃったと思います。
今日リクエストいただいた曲は、どれも昭和の時代を思い出させるものでした。
昭和から平成、令和と時代は進み、今年は戦後80年。
人の暮らしも 考え方も変わり…まさに人生は いろいろです。
故人さまが お好きだった曲は、そんな世の中を映し出すものばかりでした。
そして明日は参院選。
この国は、世の中は どうなっていくのだろうかと…そんなことを思いながらピアノを演奏しました。
今日も無事に お見送りできて感謝でした🙏
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