いつもゴキゲンでいたいから…

自分らしくあるために。ジャンルを問わず、今日を書き留めていきます。

あなたに伝えたかったこと

先日、NHKのクローズアップ現代で、自分の死後に伝えたいメッセージをラストレターとして遺すということを取り上げていました。



ラストレターとは つまり遺書で、それを書くのは終活の1つです。

番組では比較的若い世代が、デジタルのチカラを借りて終活に取り組む実情と目的について伝えていました。

ラストレターを書く人たちは、東日本大震災やコロナ禍を経験したことで、自分の生命にも限りがあることを知り、大切な人に自分の想いを伝えておきたいという気持ちから、そのような行動に至ったそうです。


誰かに伝えておきたいことを書き記していくことで、自分の歩みを見直し、これからの人生をどう生きるかの決心が定まると…その放送では締めくくられてしました。



ラストレターは この世を去っていく人が 家族など大切な人に遺すメッセージですが、見送る側の人から 亡くなってしまった人に宛ててメッセージを送ることもあります。

私が演奏させていただいている葬儀会社では、数年前から このサービスを始めました。


葬儀に参列して下さった方々にメッセージカードを書いていただき、それを花びらの形にして ご遺体と共に棺の中へお納めします。

伝えきれなかった想いをカードに託して…


今日のセレモニーでも、メッセージカードのサービスがありました。



今回の故人さまは、私より2つ年上の男性です。

ご家族は奥さまと3人の娘さん…ちょうどウチの娘と同年代かな?とお見受けしました。

拝見しましたところ、とても仲の良い三姉妹でいらっしゃるようです。


突然亡くなってしまった お父さまに伝えきれなかった想いが おありだったのでしょうか。

ピアノの横に設置されたメッセージカードのコーナーで、涙ぐみながら手紙を書いていらっしゃいました。



性の違う親子というのは、なかなか難しいものがあって…特に父親と娘は そうだと思います。

我家の夫と娘も 互いの距離感が 掴みにくいのか?いつもケンカばかりです💧

私も父のことが理解できなくて…でも、父に伝えたい(言いたい?)こともあったのだけれど。


もし、このようなメッセージカードがあったら良かったのに…



今日は特にリクエストはなかったので、故人さまに代わって私から…想いを お届けできる曲を選ばせていただきました。



Ya Ya (あの時代を忘れない)〜ピアノバージョン


ふと、私は誰かに伝えたいことがあるだろうか?と思いました。

できれば自分は ひっそりと居なくなりたいので、伝えるとしたら家族だけかしら?


娘には…自分の想いを常々、言葉で伝えるように心がけています。

「自慢の娘に育ってくれて嬉しいよ」

「いつも心配しているよ」

「お母さんがいなくなったらね…」

でも、そう言うと娘は決まって

「そう言われても、何て返せばいいのか分からないよ」と😅😅😅


夫には たぶん伝えたいことはないかも?💦

(逆に、何も言ってくれなくてもいいなー😂)


敢えて言うなら…ブログが、誰かに宛てて自分の遺すメッセージでしょうか。

YouTubeも同じで、私は死後も デジタルの世界で存在し続けるのかもしれません。


娘には…自分が この世から去る前に、ブログの存在を明かしておこうと思います。


今日も無事に お見送りできて感謝でした🙏