なぜ子どもの数は増えないのか
今日は ちょっと?固い話かもしれません😅
不得意な方は 読み飛ばして下さい🙇♀️
日本の出生数は過去最少を更新し続けているそうです。
先日観ていたテレビのニュースでも そのことが報じられていました。
政府は こども家庭庁を作り、少子化対策や子育て支援に取り組んでいて、そのための予算も計上されているはずですが…子どもの数は減るばかり。
子育て支援とは言うけれど、まずは子どもが生まれる環境を作る方が先決じゃないの?
するとニュースを観ていた夫が
「これはオトウチャンの給料が少ないからだ。
もっと手取りが増えれば、オカアチャンは働かずに済むから 子どもを育てやすい」
…と、昭和の男アルアルの意見を主張します😅
いつもなら私は黙って聞き流していますが、その日は ちょっと物を申したい気分になり…
「じゃあ、娘も そう言うことになるの?
もし結婚してダンナさんの稼ぎが良かったら、仕事を辞めて子育てするべきなの?」
そう言うと夫は「う〜ん…」と言って黙ってしまいました。
子どもを産み、育てるのは大変なことです。
最近では父親の子育て参加が 当たり前になっていますが、以前は女性だけが子育てを担っていました。
子育ては二人でするものという世の中になっても、出産するのは女性ですし…
出産、子育てにおける女性の身体的・心理的負担は、今も昔も大きいものです。
私は男女雇用機会均等法が施行された翌年に就職しました。
女性も男性と同じように働くのが当たり前、という世の中で働き始めましたが、女性の出産・育児についての社会的認識は あまり変わっていなくて…
私自身も結婚すれば 子どもを産んで育てるというのが普通だと思っていたのです。
実際に娘を出産して育てるのは大変で…
頼りになる母は既に亡くなっていたし、夫は仕事で忙しく、ワンオペの子育てでした。
結局、職場復帰できないまま、育児休暇後すぐに退職。
子育て中は孤独で…社会に出る機会を虎視眈々と狙っていました(笑)
男女雇用機会均等法が施行されても、なかなか女性の社会的立場は良くならず…
政府は積極的に女性の登用を推し進めるために、女性活躍推進法などの法整備を進めることに。
確かに女性の社会進出は素晴らしいことだけれど…
女性がみんな働きに出たら、誰が子どもを産み育てるんだろう?🤔
育児は男性も手伝ってくれるけれど、子どもを産むのは女性しかできません。
出産の時は仕事を休まなければならないし…
女性が やりがいを持って仕事に邁進することと、子どもを持つことは対極にあるような気がします。
先日、ホリエモンが「なぜ若い人は子どもを待ちたがらないのか?」という質問に対して、
「それは他に楽しいことが いっぱいあるからですよ〜」と答えていました。
本当に その通りで、仕事が楽しかったり、趣味に没頭したかったりすると、それだけで満足してしまうのではないかと思うのです。
ウチの娘は まさに その通りで😅
子育てより楽しいものがあるから⁉️子どもを産むということが思い浮かばないのかもしれません。
冒頭の話に戻りますが…
「じゃあ、どうすれば少子化を食い止められると思う?」と夫に言われて、私が思い浮かんだのは…竹宮恵子さんが描いた『地球へ…』というマンガの世界です。
これは未来の地球の話。
ここでは出産などが全てコンピュータで管理され、子どもは認定された養父母によって育てられる…という場面設定でした。
私は高校生だった頃、このマンガを読んで少なからずショックを受けたのですけれど…
でも、今の世の中では こうするしか少子化を食い止める方法はないんじゃないか?と思います。
夫に そう言ったら、
「『赤ちゃん工場』で子どもを作るとか?できるかもしれないけれど、それは倫理面で無理だなぁ…」と言って笑っていました😂
確かに…私たちは家畜でもロボットでもなく、人間です。
単に子どもの数だけを増やす、というわけにはいきません。
それなら、少子化を食い止めるには どうすればいいのか?
残念ながら、良い考えは浮かんできません💧
ですが…この世の中は確実に年老いています。
働く人は減り、公共サービスも劣化してきている。
次世代の育成は、喫緊の課題なのだけど…何だか、あまり世の中に危機感がない感じで😅
そう言う私だって何もできないのですが💦
これから先、世の中は どうなってしまうのだろう?と思うのでした。


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