お金の行く末
私は株や投資はしていませんが お金の話は結構好きで、数字に疎いくせに その分野のブログを興味深く読んでいます。
資産公開してらっしゃる方の数字を見ては、「すご〜い‼️」と感動したり。
築き上げた財産の額は その人の努力の結果なので、本当に尊敬してしまいます✨
お金というものは、増やそうと貯めている時が最も楽しいもの。
お金ちになりたい!という気持ちは、生きる上で大きなモチベーションになります。
蓄えがあれば贅沢に暮らせて、旅行も楽しめて…いざという時にも安心だし、老後も安泰。
でも…ふと、使いきれなかった お金は どうなるのだろう?🤔と考えました。
死んでしまったり、何らかの事態で自身の財産の管理ができなくなったら…
その お金はどうなるのかな?
自分が持っている お金は、家族がいれば遺産として残せますが、財産が どこに どのような状態であるのかを相続人に伝えておかないと、消えてしまうことになるかもしれません。
それに、残された遺産がたくさんあると、相続税の問題も発生します。
せっかく苦労して貯めた お金なのだから、その行く末は きちんと考えておきたいところ。
そこで『終活を考えましょう』となるわけです。
終活とは 葬儀や お墓の準備、遺言書の作成、医療・介護に関する希望の表明すること。
自分の人生の締めくくりを、と考えると、どうしても情緒的な部分が先行しますが、最も大事なのは財産整理ではないかしら?
どこに自分の財産があるか、それを どのように使って欲しいか…もし希望があるなら、それをハッキリさせておくのが大事かもしれない。
先日、娘が お看取りした ある患者さんの話です。
その患者さんは ご主人と離婚後に一人で生活されていたそうですが、病気が発覚した後、ご自身で身元保証人を立てて終活を全て終えられたそうです。
離婚されたとはいえ、元ご主人とは仲が良く…
毎日お見舞いに来られる元ご主人と なぜ別れたのか?娘は不思議に思っていました。
病気が進んで末期に差しかかった時、その方の身元保証人が来られて、看取りや その後のことについて面談。
その時、患者さん自身の、財産の使い道についての希望を聞かされたそうです。
「病院の支払い、葬儀費用、お墓の費用を支払った残りは、全て保護猫活動をしている団体へ寄付して欲しい。
元夫には自分の遺した財産について一切言わないで欲しいし、一銭も与えないで欲しい。」
おそらく…仲睦まじかった ご夫婦ですが、ご主人のお金に関することが原因で離婚されたのでしょう。
程なく患者さんは亡くなり、ご遺志のままに手続きは行われました。
お二人の間に お子さんはいなかったので、亡くなられた患者さんは熟慮の末、終活を進めていらしたのだと思います。
我家は…私は どうだろうか?
老後を迎えるにあたって、私たち夫婦の財産は たぶん…不安ではないと思います。
幸いなことに二人揃って まだ収入を得ているので、資産は減っていません。
元から公務員家庭で質素な暮らしでしたから😅
普段の暮らしに、あまり お金はかからないのです。
たぶん8歳歳上の夫が先に逝き、相続が発生するでしょうけれど…相続税は基礎控除内に収まるので取られません。
次に私が逝くことになりますが、相続人は娘だけです。
なので、娘にはキチンと伝えておかなければならないと思いますが…世間知らずの娘だし、仕事しかしていないし、相談できる人もいないし…大丈夫かしら?💧
そんなことを考えていたら、私が父の相続で お世話になった会計事務所から、新規に終身サポート事業を立ち上げたという お知らせが届きました。
最近は おひとりさまが多いから?このようなサービスが増えたのですね😳
専門家に助けていただけるなら、自分も娘も⁉️安心して老後や終末期を迎えられるかも。
もちろん手数料は それなりに発生するので、費用は考えておかなければなりませんが。
私たちがいなくなった後に、一人残る娘が心配でしたが…
娘も このようなサービスを使えるなら安心です。
そう思ったら、少し心が軽くなりました。
お金で幸せは買えないけれど、安心は買えます。
自分の身と、お金の行く末について 安心を買う時代なのだなぁと思いました。


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