映画鑑賞〜『国宝』/美を求める心
今日はアジサイかユリを見に行くつもりでしたが、外は あいにくの雨☔
せっかく1日フリーなので、最近ムラゴンでも話題の映画『国宝』を観ることにしました。
今回はトナラーに会いませんように🙏(笑)
私は流行に乗るのが好きではなく、騒ぎが収まって熱りが覚めた頃にジックリ楽しむ派。
世の中が熱狂している時だと、色々な情報に踊らされて、自分の感覚が鈍ってしまうからです。
でも、映画は上映期間を逃すと観られませんから😅
内容については多くのブロガーさんが書いてらっしゃるので、私の感想を中心に お話させていただきますと…
さすが話題になっただけあって、素晴らしい作品でした。
3時間近くという長い映画でしたが、途中で時計を見ることもなく😅最後まで惹きつけられました。
脚本は設定的に無理がある部分もあったけれど、それ以上に素晴らしい俳優さんの演技、艶やかな歌舞伎の舞台…観られて本当に良かったです。
私が勉強してきた音楽も、『美』を追求するという点で歌舞伎と同じでした。
映画の中に出てきた、厳しく指導する師匠。
今の時代ではモラハラと言われてしまいますが、昭和の時代では普通で…
その昔の《スポ根マンガ》や『ガラスの仮面』では こういうシーンが良くありました。
私もピアノの師匠に(手を)平手打ちされて、泣き泣き弾いたものです😂
何かに一生懸命打ち込み、良いものを作り上げようとする姿は、人の心を惹きつけるもの。
血筋などではなく、『美』が全てであるならよいのですが、伝統芸能においては そうでないことが多く…
『血統』の存在は難しいものだな、と思いました。
私は原作を読んでから映画やドラマを観る派ですが、今回は映画が先となりました。
私は歌舞伎を観たことがなかったので、今回は映画が先で良かったです。
やはり映像がなければ、本当の歌舞伎の醍醐味を分からなかったでしょうし…
映画で歌舞伎に触れられたので、是非とも原作を読んでみたい。
早く今の本を読み終わらなければ😂
それにしても…最近の若い役者さんは芸達者ですね✨
実は私、大河ドラマを観ていないので、吉沢亮も横浜流星も知らなかったのですけど😅
お二人とも顔はもちろん、演技が素晴らしい良い役者さんだと思いました。
私の大好きな渡辺謙、寺島しのぶ…相変わらず素晴らしかったです。
良いものを観させていただき、心に栄養がたっぷり行き渡りました。
いや〜…映画って本当に素晴らしいですね✨

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