いつもゴキゲンでいたいから…

自分らしくあるために。ジャンルを問わず、今日を書き留めていきます。

次世代の若者に、エールを

今日はセレモニーの お仕事がありました。

今回の担当さんは、葬儀会社で かなりランクが高い(と私が思っている)方で、取り仕切られるのは いつも大きな葬儀ばかり。

穏やかな物腰、ご遺族のへの きめ細やかな配慮、どんな事があっても臨機応変に対応されて…

いつか私が身内や自分の葬儀があったら、是非その方に担当していただきたいくらい。


そういえば…私が この仕事を始めた時、研修として見学した葬儀も、この方が担当されていました。



見学させていただいた お式のピアニストは 私より少し年下でしたが、某有名音楽大学のピアノ科を卒業後、週一回その大学の音楽教室で指導しているという超エリート。

こんな優秀な人が葬儀で演奏しているんだ!😳と、度肝を抜かれました。


研修中とはいえ、互いが仕事上ではライバルです。

恐る恐る仕事について質問をしてみたら、つっけんどんな返事しか返って来なくて💧

怖かったなぁ😂


通常は3回の研修(見学)を経てデビューとなりますが、私の時は1回だけで😅

直ぐに お葬式本番だったっけ…

教会でオルガニストを20年以上務めていたので割と直ぐに馴染めましたが、そのような経験がなければ難しかったと思います。



世の中ではAIが人に代わって仕事をすることが増えましたが、不安定な要素が多い事柄は、やはり人間でなければ対応できません。

不安定な要素とは、人間であり、その感情。

いくらAIが優秀でも、人に関わる仕事は 人しかできないのだと思います。

つまり…これからも生き残る仕事は教育、医療、介護、美容師、接客など、人相手の仕事なのですね。


そして、これらの仕事は経験が物を言うので、長期的に人材を育成していかなければならないのですが、今の世の中には人を育てる余裕はなくて…

なかなか難しいなぁと思います。


今日の お式では、入社したばかりの若い社員が、見習いとして その経験豊かな担当さんの下についていました。

一つ一つの事柄にメモを取り、深々とお辞儀をし、棺を お運びする介助をし…

この新人くんも、いつか立派に お葬式を取り仕切られるようになるのかしら?

それまで辞めないで、ちゃんと育っていってくれればいいな…


私の勤める もう一つの職場…専門学校では今、学生が3週間の保育実習に行っています。

彼女たちは ちゃんとやっているだろうか?

こちらも やはり経験が物を言う職業で、今はまだ実習の身ですが、来年は保育者として世の中に出ていかなければなりません。

どうか彼女たちも、辞めることなく育っていけますように…


次世代の若者にエールを送りつつ…

今日も無事に お見送りできて感謝でした🙏