草との付き合い🌱
私が住んでいる所は、農地が多く残る市街化調整区域。
自治会では毎年、夏草が生い茂る前の今の時期に、農業用水路をキレイにします。
今日は その草刈りデーで、朝から作業をしました。
以前は土地改良という団体があって、農地や用水路の整備をしていたのですが…
後継者不足で15年以上前に解散してしまいました。
おそらく草刈りは土地改良があった頃の名残りだと思います。
かつては田畑の所有者が隣接する用水路をキレイに保つのが当たり前でした。
我家の横にも用水路があるので、草を刈ったり汚泥を汲み出します。
でも今は大規模営農農家に田畑を貸している人が多く、用水路は放置されたままの所が多くて。
大型トラクターで畑に出入りするので、土が用水路に入り込み…
そこにクズや野生化した琉球アサガオが生えてしまって、取り除くことができません。
このままだと大雨が降ったら用水が溢れてしまいます。
土地改良が解散になった時、市が用水路の整備を代わりにしてくれることになったはずなのですが…どうなっているのでしょうね?
草刈りは大変な作業なので、草刈機を持っている方が善意で刈ってくれて(燃料代は自治会で負担)、その他のメンバーは刈った草を集めてゴミ袋に詰め…やっと作業終了。
今日は雨上がりで蒸し暑く、大変な作業でした😵
聞くところによると、近隣の自治会では ずいぶん前に草刈りを辞めてしまったそうです。
ウチの自治会も高齢化が進んだので、今年で終わりということになりました。
来年からは市が代わって管理するそうですが…
今だって何もしてくれないけど?大丈夫なのかしら?😅
ちょっと(というか大いに)心配ですが…
せめて自分の家と畑に隣接する用水は、我家でキレイにしておこうと思います。
とはいえ、草の管理は本当に大変な作業。
我家の畑と庭も、いつも草に悩まされています。
草刈機は ちょっと危険だったので、数年前に処分してしまいました。
なので畑の草は 伸びきる前に耕運機で耕して漉き込み、庭の草は芝刈り機で刈っています。
これからの時期は月に2回くらい、畑も庭も手を入れなければなりません。
我家では庭が広いので、グランドカバーとして 芝とヒメイワダレソウを植えています。
ヒメイワダレソウは道路脇に生えることもある強健な草。
このように覆ってくれるので、スギナ防止になります。
たまにイネ科の草が間から出て来ますが、あまり気になりません。
今の季節は このように花も咲いてくれるので、芝より楽しみがあるかも。
「雑草という草はない」という言葉は植物学者である牧野富太郎博士の名言です。
確かに、どんな草にも名前が付いていて 一生懸命に生きているので、「雑草」と呼ぶのは あんまりですよね…
でも、農地で作物以外に生えてくる草は、繁殖力が強くて厄介なもの。
農業者にとって、「雑草」以外の何者でもないのです。
我家のヒメイワダレソウも道端では雑草の部類に入りますが、グランドカバーとして頑張ってくれている限り、雑草とは思いません。
人間の勝手な思惑で申し訳ないけれど😅
これから やって来る夏は、草も強力です。
私の外仕事の殆どは草との戦いで、本当に憂鬱なのですが…
土地を所有している以上、仕方がありません。
できれば「戦う」のではなく、上手に草を「利用」し、「共存」できればいいのだけれど。
何か いい方法はないかなぁ…




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