娘の ご飯事情
我家の1人娘は地元の大学に進学したので、ずっと自宅通学でした。
就職と同時に念願の一人暮らしを始めたのは、郊外にある我家から職場へ通うのが大変だということだったのですけれど…
うるさい父親(つまりウチの夫)から逃れて自由になりたい、というのが本当の理由だったようです💧
子どもの頃から あまり家事を手伝わせなかったので、娘の家事スキルは大変低くて😅
本当に1人で暮らせるのだろうか?と思いながら、掃除道具や調理器具を揃えたものでした。
一人暮らしを始めて、洗濯と掃除は何とかなりましたが、問題は料理。
お湯を沸かしてカップ麺すら作ったことのない娘でしたから、当然といえば当然なのですけど💦
当時は超多忙な研修医だったので、料理する時間などはなく、帰宅する時間はスーパーも閉まっていて、コンビニ弁当を買って帰るのが精一杯。
食事時間も不規則だったので、体調は最悪だったようです。
どんどん痩せて顔色が悪くなっていく娘の様子を見るに見かねて、私は我家で作ったオカズを持って行き、娘宅の冷蔵庫へ入れておきました。
食べ慣れた我家のオカズの効果か?その後、娘の体調は回復。
仕事にも少し慣れた頃、娘はホットクックという自動調理器を購入して、再び料理にチャレンジしました。
「お母さんに頼ってばかりいたらダメだ」という気持ちが大きかったようです😂
それ専用のレシピ本まで買って、料理に励んでいたのですが…
相変わらず夜中に呼び出しがあったり、当直勤務などで時間的余裕がなく、次第に料理から遠ざかってしまいました。
「私は女性だけど、料理や家事をしてくれる妻が欲しい!」という娘。
(いやいや…今の時代、家事は分担制でしょ🫢)
本当は食べることが大好きで、小柄で華奢なのに ご飯はいつも大盛り…
そんな彼女にとって、食べることは まさに死活問題なのです。
結局…紆余曲折を経て、私たち親の手を借りて生活(特に食)するという形に落ち着きました。
30代半ばにもなって、少々(どころか大いに⁉️)甘やかしているけれど仕方ありません💧
今のパターンは、私が作ったオカズを持って帰る→数日間 それでしのぐ→食べる物がなくなる→家に帰って来る→オカズを持って帰る…の繰り返し😂
それと一緒に、私が生協で買っておいたパックご飯とペットボトルのお茶を持たせます。
(お茶と ご飯は重いので、時々夫が配達)
その他、頼まれて洗剤やトイレットペーパーなどを購入することもあるので、一緒に暮らしているわけではありませんが、娘は少しまとまった お金を毎月、我家に入れてくれます。
持ちつ持たれつ…といったところでしょうか😅
昨日、娘から「食べる物がない〜。明日帰る」と、いつものようにLINEが来ました。
え?一昨日 オカズを持って帰ったばかりだけど?
昨日と今日は日直勤務でしたが、明日1日は休みだそうで…オカズがなくなるそうです。
料理するのはメンドクサイなぁ〜と思いつつ、娘のために晩御飯を作りました。
👆コチラ、私が食べた分で、娘はもっと大盛りでしたが😂
左下から時計回りにカレー、サヤエンドウのタラコ炒め、ハンバーグ、スパゲティサラダです。
残った分は全て保存容器に入れて娘に持たせました。
カレーは3パックできたので、少しはもつかしら?
「料理って作るのは大変だけれど、食べるのは一瞬なんだよね」と娘が言う通りで、私も料理は不得意でした。
でも、どんなに失敗しても いつも「美味しい、美味しい」と言って食べてくれる娘がいたから、キッチンに立ち続けてこられたのです。
私が娘のために料理できるのは 後どれくらいあるのか分かりませんが…
できるだけ頑張って、娘を支えたい。
まぁ…子離れ&親離れの失敗例といえば そうなんですけどね😂


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