いつもゴキゲンでいたいから…

自分らしくあるために。ジャンルを問わず、今日を書き留めていきます。

墓のない墓参り〜思い出を訪ねて💐

今日は風がなくて穏やかな日だったので、久しぶりに父と母の菩提寺へ行ってみようと思いました。
菩提寺と言っても、父母共に永代供養をお願いしてしまったので、お墓はありません。
お墓の代わりに、父と母のお骨が眠る供養塔にお参りしてこようと思います。


《とらひめガーデン》からメドウセージの花を切って来ました。
これをお供えしたいと思います。



菩提寺は私の通っていた小学校のすぐ隣。
なので数十年ぶりに、かつての通学路を歩いてみようと思います🚶‍♀️



秋ですね〜白いスプレー菊がマキの垣根近くに咲いていました。



サザンカもキレイ✨


《とらひめハウス》から小学校まで1.3kmほど。
昔の自分は歩いて20分というのが目安でしたが、今はどれくらいで行けるのかしら?🤔


少し歩くとバイパス道路の地下道があります。



昔は大雨が降ると直ぐに冠水して、長靴を履いても水が中に入るから大騒ぎしてました。
夜間は人気もなくて怖かったですね…👻
今は防犯のために非常ブザーがあるようです。
入口から上を見ると野生化したランタナの花が咲いていてキレイでした。



昔は車も少なかったのですが、交通量も増えたので最近は通学路が変わったようです。
15分くらいで母校(小学校)に到着。
ここは母の母校でもありました。



菩提寺はその隣にあります。



父と母が自分たちのお墓をどこに作るか話し合った時、母は小学校の隣にあるこのお寺がいいと言ったそうです(私の家は父と母からの代=新家)。
ここは源氏のある人の別荘でした。



お寺の中庭には池があり、そこの真ん中にはお堂があります。
昔は2月に初午(はつうま)のお祭りがあったと母は話していました。



山門です。
この外側に墓地があります。


父が母のために母の希望通り、このお寺にお墓を建てました。
私は姉と二人姉妹。2人とも嫁に行った形となっているので、墓守する後継ぎがいません。
それなので父の四十九日法要の時、父母二人の永代供養をお願いしました。
永代供養の法要は、ちょうど13年前の今頃だったと思います。


お金の話で恐縮ですが、永代供養の費用について知りたい方も多いと思うので、ご参考までにお話しますと…
人が亡くなると菩提寺にお願いして年忌法要を節目の年に行います。
大体が三十三回忌または五十回忌を最後として、それまで法要が続くわけですが…。
永代供養にするためには、残った年忌のお布施全てを一括に納める感じでした。


我家の場合、父が亡くなった時にまだ母の三十三回忌が残っていたので母の年忌分と、父の三回忌以降全てのお布施を納めたと思います。
それぞれのお布施の額は、お寺や宗派によって違いはあると思いますが…。
檀家の場合、お寺の行事全てに参加してお布施を納めるので、お墓が存在している以上、ずっとお寺とのお付き合いは続きますね💦


父と母を永代供養した後、墓石は撤去されました。



右側の花たてが無造作に置かれている場所に、かつて父が建てたお墓がありました。
家もお墓も全てそうですが、建てるより維持する方が大変ですよね💦
隣のお墓も永代供養されたのか、いつの間にか撤去されていました。
このお寺は人気があるのか、すごい勢いでお墓の量が増えていますけれど、ウチのお墓のように撤去されて空きになっている箇所が他にもあるようです。



供養塔にお花をお供えしました。
父と母のお骨を納めたのが凄く昔のような気もしますが、まだ13年しか経っていないんです。自分的に人生で一番しんどかった時期ですね💧


ここへ来ると、父より母との記憶の方が呼び覚まされてきます。
うーん…辛くなって来ちゃった😢
変なモノに取り憑かれないうちに帰るとします💦


最近は車で通るばかりでしたが、歩いてみるといろいろあるもんですね👀
私は古い神社仏閣が好きなので、車の中から見た神社を巡って帰るとします。
この辺りは水害によく見舞われた地域なので、水の神様を祀った神社が多いようですよ。



皇帝ダリアですね〜🌸
前に育てたことがあったけど、台風で根こそぎ折れました🤣



ホトケノザの群生地を見つけました。
畑にもよく生える雑草ですが、花がキレイだから好きですね🥰



川の堤防の道を歩きます。
柵がないから、落ちたら海にまで流されそうですね🤣



およそ1時間のウォーキングで、4キロ以上歩きました。
疲れた〜😵💦


ここは自分が生まれ育った土地ですが、ずいぶん変わってしまって…今ではまるで初めて歩いた地のようです。
でも今日歩いた通学路や、バス停までの道を通ったら、30年以上前に亡くなった母との記憶が蘇って来ました。
供養塔にも久しぶりにお参りできて良かったと思います。


今まで母が亡くなった57歳を超えた自分が想像できず、これからの人生が不安でした。
でも生き生きと暮らしていらっしゃるシニア以上の方のブログを読んで、自分の暮らし方や生き方の方向性が少しずつ見えて来ました。
「自分らしくあるために」はブログの紹介文にもある自分のモットーです。
いつか天に旅立つ時まで、たくさんの思い出を作りたいなぁ…


ブロガーの皆さま、これからもよろしくお願いします🙇‍♀️