春に送られて
昨日までは まだ肌寒く感じましたが、今日は本当に暖かくて正しく春と言った感じです。
今の この時期、紫外線の量は9月と同じだとか。
我家のベランダは陽を遮るものがないので、ひと足先にサングラスと帽子を着用して、紫外線対策をしながら洗濯物を干しました。
今日は他のピアニストの人に代わって、ピンチヒッターとして葬儀の演奏に入ります。
黒い服装は変わりませんが、ブラウスやスカートの素材は春用にして、タイツではなくストッキングの方がいいかも。
今回のリクエストは「演歌中心でお願いします」ということなので、毎度お馴染みの?『とらひめ版〜演歌の花道』を演奏するつもりです。
個人様は90代になられたばかりの男性…この年代の方が お好きな演歌は、リストの中にあるかしら?🤔
色々悩みましたが、選んだのは
「旅の夜風」/霧島昇&ミス・コロムビア
「悲しい酒」「王将」「愛燦燦」/美空ひばり
「命くれない」/瀬川瑛子
「さざんかの宿」/大川栄策
「矢切りの渡し」/細川たかし
「アンコ椿は恋の花」「涙の連絡船」/都はるみ
「哀しみ本線日本海」/森昌子
「舟唄」/八代亜紀
「津軽海峡・冬景色」/石川さゆり
「忘れな草をあなたに」/倍賞千恵子
「酒よ」/吉幾三
「星影のワルツ」「北国の春」/千昌夫 などなど
ちょっと偏っていますが、手持ちの楽譜を使うので ご勘弁願います🙇♀️
演歌はマイナー調の曲が多く、情景も冬の物ばかりなので、どうしても暗くなりがち。
唯一 明るめのイメージなのは、千昌夫の「星影のワルツ」「北国の春」でしょうか。
ちょうど今の季節にピッタリの「北国の春」は人気があって、何度か演奏したことがあります。
この曲も「星影のワルツ」も作曲は遠藤実さんです。
遠藤実さんの曲は、誰もが歌って楽しめる親しみやすいメロディーが特徴。
舟木一夫の「高校三年生」や、森昌子の「せんせい」など、名曲がたくさんあります。
平成になると、歌うのに難しいリズムや音程の曲が多くなりましたが、素直な魅力の曲は これからも残っていってほしいなぁ…
「星影のワルツ」は棺への お花入れのシーンで、「北国の春」は出棺の時に演奏させていただきました😊
今日の葬儀は創価学会の方々による友人葬です。
学会の お仲間と、春の穏やかな風に送られて、故人さまは静かに旅立っていかれました。
今日も無事に お見送りできて感謝です🙏

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